特許
J-GLOBAL ID:201103050240436427

ディーゼルエンジンの遠心式ガバナ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 正二 (外1名)
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-256670
公開番号(公開出願番号):特開2001-082178
特許番号:特許第3527864号
出願日: 1999年09月10日
公開日(公表日): 2001年03月27日
請求項(抜粋):
【請求項1】 ガバナレバー(10)を第1レバー(11)と第2レバー(12)とから構成し、上記第1レバー(11)と第2レバー(12)とを支軸(15)で揺動自在に軸支し、両レバー(11・12)間にトルクアップ装置(13)を介装し、燃料噴射ポンプ(2)の調量ラック(3)のラックピン(4)を、ガバナスプリング(16)とスタートスプリング(20)とにより燃料増量側(R)へ弾圧するのに対して、ガバナウエイト(7)のガバナ力(G)で燃料減量側(L)へ押圧するように構成し、上記第2レバー(12)を、ガバナスプリング(16)を介して調速レバー(17)に連結するとともに、進退調節自在に設けた燃料制限具(19)で揺動規制することにより、定格出力点(4/4)における燃料供給量を調量規制するように構成し、上記トルクアップ装着(13)でトルクアップ側へ揺動された第1レバー(11)を、進退調節自在に設けたレバー制限具(24)で揺動規制することにより、最大トルク点における燃料供給量を調量規制するように構成したディーゼルエンジンの遠心式ガバナにおいて、上記スタートスプリング(20)を押圧バネにより構成するとともに、スタートスプリング(20)の押圧力を調量ラック(3)にその燃料減量側(L)の端部から作用させ、上記レバー制限具(24)を直接ガバナ機壁(9b)に固定し、上記第1レバー(11)の入力部(11a)にガバナウエイト(7)を作用させ、上記第1レバー(11)にラックピン(4)を挟持・開放するスライダー(26)と、このスライダー(26)を調量ラック(3)の燃料増減方向に作動させるスライダー駆動手段(30)とを設け、スライダー(26)の燃料減量側(L)への作動により、スライダー(26)と第1レバー(11)との間にラックピン(4)を挟持し、スライダー(26)の燃料増量側(R)への作動により、スライダー(26)と第1レバー(11)との間のラックピン(4)の挟持を開放し、エンジン始動前は、上記スライダー(26)によるラックピン(4)の挟持を解放することにより、スタートスプリング(20)の押圧力でラックピン(4)を始動増量位置(St)へ位置させ、エンジン始動後は、上記スタートスプリング(20)の押圧力に抗して上記スライダー駆動手段(30)を作動させて、上記スライダー(26)でラックピン(4)を挟持するように構成した、ことを特徴とするディーゼルエンジンの遠心式ガバナ。
IPC (4件):
F02D 1/04 311 ,  F02D 1/04 301 ,  F02D 1/02 311 ,  F02D 31/00 301
FI (5件):
F02D 1/04 311 B ,  F02D 1/04 H ,  F02D 1/04 301 B ,  F02D 1/02 311 D ,  F02D 31/00 301 C
引用特許:
出願人引用 (1件)

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