特許
J-GLOBAL ID:201103050405602068
重油および/または石炭残油分解装置の触媒濃度増加方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (2件):
谷 義一
, 阿部 和夫
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-532183
公開番号(公開出願番号):特表2011-502204
出願日: 2008年10月28日
公開日(公表日): 2011年01月20日
要約:
追加的水素化分解を必要とする低品質物質中にコロイド分散した触媒の濃縮をもたらす、コロイド分散または分子分散した触媒(例えば、硫化モリブデンなど)を使用した重油原料水素化分解のための方法およびシステムを提供する。触媒濃度の増加に加えて、本発明のシステムおよび方法は、反応器処理能力の増加、反応速度の増加、および当然ながらアスファルテンと低品質物質の変換の増加をもたらす。アスファルテンと低品質物質の変換レベルの増加はまた、装置の汚染を減少させ、反応器がより広範囲の低品質原料を処理することを可能にし、このような触媒がコロイド触媒または分子触媒と併用された場合、担持触媒のより効率的な使用につながる可能性がある。
請求項(抜粋):
コロイド分散または分子分散した触媒または触媒前駆体を含む重油原料を第一の二相以上の気液水素化分解反応器に導入し、前述の第一の二相以上の気液水素化分解反応器は第一のコロイド分散または分子分散した触媒の濃度を持ち、流出物を生成することと、前述の第一の水素化分解反応器からの前述の流出物生成物を、低沸点揮発性ガス状蒸気留分と高沸点液体留分に分離することと、前述の高沸点液体留分の少なくとも一部分を第二の二相以上の気液水素化分解反応器に導入し、ここで前述の高沸点液体留分は、前述の第一の水素化分解反応器内の第一のコロイド分散または分子分散した触媒の濃度よりも高い第二のコロイド分散または分子分散した触媒の濃度を持つことから成る、コロイド的または分子的に分散した触媒を使用した重油原料の水素化分解方法。
IPC (2件):
FI (2件):
Fターム (20件):
4H129AA02
, 4H129CA08
, 4H129CA10
, 4H129CA21
, 4H129KA12
, 4H129KB02
, 4H129KC26X
, 4H129KC26Y
, 4H129KC32X
, 4H129KC32Y
, 4H129KD15X
, 4H129KD15Y
, 4H129MA01
, 4H129MA12
, 4H129MB20A
, 4H129MB20B
, 4H129NA19
, 4H129NA40
, 4H129NA41
, 4H129NA45
引用特許:
審査官引用 (5件)
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特開昭59-108091
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特公昭59-050276
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特公昭62-039634
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特開昭63-027596
-
重質油分解・水素化処理方法
公報種別:公開公報
出願番号:特願平5-260441
出願人:旭化成工業株式会社
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