特許
J-GLOBAL ID:201103050424983919

車輪用駆動ユニットとその組立方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 小山 武男 ,  小山 欽造
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-006220
公開番号(公開出願番号):特開2002-137604
特許番号:特許第3956619号
出願日: 2001年01月15日
公開日(公表日): 2002年05月14日
請求項(抜粋):
【請求項1】車輪支持用転がり軸受ユニットと等速ジョイントユニットと結合部材(15a、15b)とから成る車輪用駆動ユニットであって、 このうちの等速ジョイントユニットは、デファレンシャルギヤの出力部にその入力部を結合する第一の等速ジョイント(51)と、この第一の等速ジョイント(51)の出力部にその入力側端部を結合した伝達軸(53)と、この伝達軸(53)の出力側端部をその入力部に結合した第二の等速ジョイント(10)とを備え、 上記車輪支持用転がり軸受ユニットは、内周面に外輪軌道(3)を有し、使用時にも回転しない外輪(1)と、外周面の外端寄り部分でこの外輪(1)の外端縁よりも外方に突出した部分に車輪を支持する為の取付フランジ(7)を、同じく内端寄りで上記外輪軌道(3)と対向する部分に直接又は内輪(25)を介して内輪軌道(8)を、第一の嵌合周面に第一のスプライン部(35、44)を、それぞれ設けたハブ(6b、6e)と、上記外輪軌道(3)と上記内輪軌道(8)との間に転動自在に設けた複数個の転動体(12)とを有するものであり、 上記第二の等速ジョイント(10)は、上記第一のスプライン部(35、44)とスプライン係合する第二のスプライン部(37、45)を外端部に存在する第二の嵌合周面に設けると共に、内端部に等速ジョイントの外輪となるハウジング部(11a、11b)を備えたものであり、 上記結合部材(15a、15b)は、径方向に弾性変形自在で、上記ハブ(6b、6e)の周面に設けた第一の係合部(14a、41)と上記第二の等速ジョイント(10)の周面に設けた第二の係合部(13a、14b)との間に掛け渡されて、これらハブ(6b、6e)と第二の等速ジョイント(10)との軸方向に関する位置決めをするものであり、 上記第一、第二のスプライン部(35、44、37、45)同士を係合させたスプライン係合部(46)の隙間角度が、-17 ́〜42 ́の範囲に規制されており、 上記ハウジング部(11a、11b)の外周面外端寄り部分で、車体への組み付け状態で他の部材により覆われない部分であり、且つ、上記ハウジング部の中心軸に対するこのハウジング部の内周面に形成された外側係合溝(22)の直径寸法が最大となる位置よりも軸方向外側に、上記車輪用駆動ユニットを組み立てる際に、ロボットアームを係合させて、このロボットアームが上記ハウジング部(11a、11b)に対して軸方向に変位するのを防止する為の係止溝(63)を設けた事を特徴とする車輪用駆動ユニット。
IPC (5件):
B60B 35/14 ( 200 6.01) ,  B60B 35/18 ( 200 6.01) ,  F16C 19/18 ( 200 6.01) ,  F16D 1/06 ( 200 6.01) ,  F16D 3/20 ( 200 6.01)
FI (5件):
B60B 35/14 U ,  B60B 35/18 A ,  F16C 19/18 ,  F16D 1/06 Q ,  F16D 3/20 Z
引用特許:
審査官引用 (6件)
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