特許
J-GLOBAL ID:201103050469999905

多孔性コーティング層がコートされたセパレータ及びこれを備えた電気化学素子

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (5件): 勝沼 宏仁 ,  中村 行孝 ,  横田 修孝 ,  伊藤 武泰 ,  堅田 健史
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-549566
公開番号(公開出願番号):特表2011-515799
出願日: 2009年03月03日
公開日(公表日): 2011年05月19日
要約:
本発明のセパレータは、多数の気孔を有する多孔性基材;及び前記多孔性基材の少なくとも一面にコートされており、多数の無機物粒子及びバインダー高分子の混合物で形成された多孔性コーティング層を含むセパレータであって、前記バインダー高分子は35°Cでアセトンに対して25重量%以上の溶解度を有する第1ポリビニリデンフルオライド系共重合体;35°Cでアセトンに対して10重量%以下の溶解度を有する第2ポリビニリデンフルオライド系共重合体;及びシアノ基を有する高分子を含む。 本発明のセパレータは、無機物粒子を含む多孔性コーティング層の導入によって電気化学素子の寿命特性が低下し得る問題点を改善するだけでなく、電気化学素子の組立て工程において多孔性基材にコートされた多孔性コーティング層内の無機物粒子が脱離する恐れがある問題点をさらに改善して電気化学素子の安定性を向上させることができる。
請求項(抜粋):
セパレータであって、 複数の気孔を有する多孔性基材と、 前記多孔性基材の少なくとも一面に形成されてなり、かつ、複数の無機物粒子及びバインダー高分子の混合物で形成されてなる、多孔性コーティング層とを備えてなるものであり、 前記バインダー高分子が、 35°Cでアセトンに対して25重量%以上の溶解度を有する第1ポリビニリデンフルオライド系共重合体と、 35°Cでアセトンに対して10重量%以下の溶解度を有する第2ポリビニリデンフルオライド系共重合体と、及び シアノ基を有する高分子を含んでなるものである、セパレータ。
IPC (2件):
H01M 2/16 ,  H01M 8/02
FI (4件):
H01M2/16 L ,  H01M8/02 B ,  H01M2/16 P ,  H01M2/16 M
Fターム (17件):
5E078AA05 ,  5E078AB01 ,  5E078CA02 ,  5E078CA06 ,  5E078CA07 ,  5E078CA09 ,  5H021CC03 ,  5H021CC04 ,  5H021EE02 ,  5H021EE04 ,  5H021EE10 ,  5H021EE21 ,  5H021EE22 ,  5H026AA00 ,  5H026EE18 ,  5H026HH01 ,  5H026HH08
引用特許:
審査官引用 (2件)

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