特許
J-GLOBAL ID:201103050683227081

画像符号化装置および方法、画像復号装置および方法、並びに記録媒体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 稲本 義雄
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-013884
公開番号(公開出願番号):特開2000-217106
特許番号:特許第4217930号
出願日: 1999年01月22日
公開日(公表日): 2000年08月04日
請求項(抜粋):
【請求項1】 複数の画素からなる原画像を、より少ない画素からなる上位階層画像に変換する画像符号化装置において、 前記原画像の画素をブロック化し、そのブロック内の複数の画素の画素値を平均化、あるいは、前記複数の画素を間引くことにより、前記上位階層画像の画素の画素値を生成する画素値生成手段と、 前記上位階層画像の注目画素の画素値を0から順にインクリメントする画素値カウント手段と、 前記画素値カウント手段によりインクリメントされた画素値を有する前記注目画素、およびその近傍の画素からなる複数画素の画素値をそれぞれ符号化して並べることにより前記上位階層画像の前記注目画素のクラスコードを生成するクラスコード生成手段と、 前記クラスコード毎に、前記上位階層画像に相当する画像の注目画素、およびその近傍の画素からなる複数画素の画素値との線形一次結合により、前記上位階層画像に相当する画像の注目画素に対応する、前記原画像に相当する画像の対応画素を予測するための予測係数が予め学習され記憶されている記憶手段と、 前記上位階層画像の注目画素、およびその近傍の画素からなる複数画素の画素値と、前記記憶手段に記憶されている前記注目画素のクラスコードに対応する予測係数との線形一次結合により、前記原画像の対応画素の予測値を第1の予測値として予測する第1の予測手段と、 前記第1の予測値と、前記原画像の対応画素の画素値とを比較することにより誤差を演算する第1の誤差演算手段と、 前記画素値カウント手段により前記上位階層画像の注目画素の画素値がインクリメントされるとともに、前記第1の誤差演算手段により前記第1の予測値に対応する誤差が求められ、その誤差が最小となるときの前記注目画素の画素値を、前記注目画素の新たな画素値として更新する更新手段と、 前記更新手段により更新された前記上位階層画像の注目画素、およびその近傍の画素からなる複数画素をそれぞれ符号化し並べることにより基準クラスコードを生成する基準クラスコード生成手段と、 前記更新手段により更新された前記上位階層画像の注目画素のクラスコードを0から順にインクリメントするクラスコードカウント手段と、 前記更新手段により更新された前記上位階層画像の注目画素、およびその近傍の画素かなる複数画素の画素値と、前記クラスコードカウント手段により生成されたクラスコードに対応する、前記記憶手段に記憶されている予測係数との線形一次結合により、前記原画像の対応画素の予測値を第2の予測値として予測する第2の予測手段と、 前記第2の予測値と、前記原画像の対応画素の画素値とを比較することにより誤差を演算する第2の誤差演算手段と、 前記クラスコードカウント手段により、前記更新手段により更新された前記上位階層画像の注目画素のクラスコードがインクリメントされるとともに、前記第2の誤差演算手段により前記第2の予測値に対応する誤差が求められ、その誤差が最小となるときのクラスコードを示す最適クラスコードと前記基準クラスコードとの差分を示す補正情報で、前記更新手段により更新された前記上位階層画像の注目画素の下位ビットの一部を書き換える書き換え手段と、 前記書き換え手段により書き換えられた前記上位階層画像の注目画素、およびその近傍の画素からなる複数画素の画素値との線形一次結合により前記原画像に相当する画像の対応画素を予測するための予測係数を、前記書き換え手段により書き換えられた前記上位階層画像の注目画素、およびその近傍の画素からなる複数画素をそれぞれ符号化して並べることにより生成されたクラスコード毎に再学習することにより前記記憶手段の予測係数を更新する予測係数更新手段と、 前記書き換え手段により書き換えられた前記上位階層画像の注目画素、およびその近傍の画素からなる複数画素をそれぞれ符号化し並べることにより前記基準クラスコードを生成し、さらに、前記書き換え手段により書き換えられた前記上位階層画像の注目画素の下位ビットの一部から前記補正情報を読み出し、前記基準クラスコードおよび前記補正情報を演算することにより、前記最適クラスコードを生成し、前記書き換え手段により書き換えられた前記上位階層画像の注目画素、およびその近傍の画素からなる複数画素の画素値と、前記最適クラスコードに対応する、前記予測係数更新手段により更新された予測係数との線形一次結合により、前記原画像の対応画素の予測値を第3の予測値として予測する第3の予測手段と、 前記第3の予測値と、前記原画像の対応画素の画素値とを比較することにより誤差を演算する第3の誤差演算手段と、 前記第3の誤差演算手段により演算される誤差が収束していないと判定された場合、再び、前記画素値カウント手段から前記第3の誤差演算手段までの処理を繰り返すように制御し、前記第3の誤差演算手段により演算される誤差が収束していると判定された場合、前記記憶手段に記憶される予測係数、および、前記書き換え手段により書き換えられた前記上位階層画像を、符号化結果として出力するように制御する収束判定手段と を備える画像符号化装置。
IPC (2件):
H04N 7/26 ( 200 6.01) ,  H04N 7/01 ( 200 6.01)
FI (2件):
H04N 7/13 Z ,  H04N 7/01 Z
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (3件)

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