特許
J-GLOBAL ID:201103051569745826

盛土の補強構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 栗林 三男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-081275
公開番号(公開出願番号):特開2011-214248
出願日: 2010年03月31日
公開日(公表日): 2011年10月27日
要約:
【課題】二重の鋼製壁体で盛土を補強する際に、鋼製壁体の変形を防止しつつ、地震後や洪水後に盛土の天端の車両の通行を可能とする盛土の補強構造を提供する。【解決手段】連続する盛土1の略天端1cの範囲内に盛土1の連続方向に沿って二列に地中鋼製壁体2が設けられている。地中鋼製壁体2には、それぞれ、地中に配置されるとともに可撓性を有する面状補強材7が接続される。面状補強材7は、それぞれ、地中鋼製壁体2間に架け渡されることなく、地中鋼製壁体2のいずれか一つだけに接続されている。面状補強材7は、二列の地中鋼製壁体2の間に配置され、二列の地中鋼製壁体2がそれぞれ外側に変形するのを防止する。面状補強材7が二列の地中鋼製壁体2の間に架け渡されないので、作業性を向上できる。地震時の液状化により天端が沈下しても、可撓性を有する面状補強材7が上側に突出せず、沈下後も天端上を緊急車両が走行可能となる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
連続する盛土の略天端の範囲内に盛土の連続方向に沿って少なくとも二列に地中鋼製壁体が設けられ、 前記地中鋼製壁体にはそれぞれ、可撓性を有し、地中に配置される面状補強材が接続され、 前記面状補強材はそれぞれ、隣り合う前記地中鋼製壁体間に架け渡されることなく、前記地中鋼製壁体のいずれか一つだけに接続されていることを特徴とする盛土の補強構造。
IPC (3件):
E02D 17/18 ,  E02D 5/04 ,  E02B 3/10
FI (3件):
E02D17/18 A ,  E02D5/04 ,  E02B3/10
Fターム (11件):
2D044CA01 ,  2D044CA04 ,  2D049EA02 ,  2D049FB03 ,  2D049FB12 ,  2D049FB14 ,  2D118AA20 ,  2D118BA05 ,  2D118DA01 ,  2D118FA06 ,  2D118GA09
引用特許:
審査官引用 (6件)
  • 盛土の補強構造
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2001-200867   出願人:住友金属工業株式会社, 新日本製鐵株式会社, 日本鋼管株式会社, 川崎製鉄株式会社
  • 複合構造体用鋼製壁体
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2006-164261   出願人:住友金属工業株式会社
  • 矢板を壁面材として垂直壁面を構築する補強土壁盛土工法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-154709   出願人:ケー.アール.イエンジニアーズ株式会社, 川鉄商事株式会社
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