特許
J-GLOBAL ID:201103051726755822

タッチパネル付き液晶表示装置とその駆動方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-252692
公開番号(公開出願番号):特開2011-100186
出願日: 2009年11月04日
公開日(公表日): 2011年05月19日
要約:
【課題】静電容量式タッチパネルの位置検出に対する液晶表示装置から発生するノイズの悪影響が確実に除去され、常に正確にタッチ位置が検出されるタッチパネル付き液晶表示装置を提供する。【解決手段】マスク信号生成回路51が液晶表示パネルの表示駆動制御回路2から送られてくる共通信号電圧Vcomの極性反転周期に応じてパルスを発生させるマスク信号電圧Vmskを生成してタッチパネルの駆動制御回路56に出力し、駆動制御回路56は、入力されるマスク信号電圧Vmskのパルスに同期させて、第1〜第3開閉スイッチSW1〜SW3を開き、各タッチ位置検出電極が形成する静電容量Cpとスキャニング用のベースコンデンサCsumとの合成静電容量の充電と充電時間の計測を中断して、共通信号電圧Vcomの極性反転タイミングで発生するノイズが合成静電容量(Cp+Csum)の計測に及ぼす悪影響を排除する。【選択図】 図3
請求項(抜粋):
一対の基板が間に液晶層を挟持させて接合され、前記一対の基板の各対向面に複数の画素電極とこれら画素電極に対向する共通電極とがそれぞれ配設されてなる液晶表示パネルと、前記画素電極に表示信号電圧を供給すると共に、前記共通電極に極性の周期的な反転を伴う共通信号電圧を供給する液晶表示パネル駆動手段と、前記液晶表示パネルの表示の観察側に設置され、対向配置された一対の基板と前記一対の基板の各対向面にそれぞれ配設された複数の透明なタッチ位置検出電極からなる静電容量式タッチパネルと、前記タッチ位置検出電極を駆動し、タッチ位置に対応する前記タッチ位置検出電極とタッチ導体との間に形成される静電容量に基づきタッチ位置を検出するタッチパネル駆動手段を設け、前記タッチパネル駆動手段は、充電用定電流回路により、各前記タッチ位置検出電極に一定電流を供給して前記タッチ位置検出電極が形成する静電容量を充電し、比較放電回路により、充電される前記静電容量からの出力電圧と基準電圧とを比較して所定の電位差になると比較信号を出力すると共に該比較信号に応じて前記静電容量の蓄積電荷を放電し、さらに、前記比較信号に基づき充電時間計測回路により計測された前記静電容量の充電時間からタッチ位置を決定するタッチパネル付き液晶表示装置であって、 前記共通信号電圧の極性反転の周期に同期したパルスからなるマスク信号を生成するマスク信号生成回路と、 前記マスク信号の立ち上がりに同期して前記静電容量への充電及び前記充電時間計測回路による充電時間の計測を共に停止し、前記マスク信号の立ち下りに同期して前記静電容量への充電及び前記充電時間計測回路による充電時間の計測を共に開始すると共に、前記充電時間計測回路からの計測データに基づきタッチ位置を特定する駆動制御回路とを、 有することを特徴とするタッチパネル付き液晶表示装置。
IPC (3件):
G06F 3/041 ,  G02F 1/133 ,  G06F 3/044
FI (5件):
G06F3/041 320B ,  G02F1/1333 ,  G02F1/133 530 ,  G06F3/041 330D ,  G06F3/044 Z
Fターム (27件):
2H189HA16 ,  2H189JA05 ,  2H189LA08 ,  2H189LA10 ,  2H189LA28 ,  2H189LA30 ,  2H193ZA04 ,  2H193ZB07 ,  2H193ZC02 ,  2H193ZJ02 ,  2H193ZP03 ,  2H193ZQ06 ,  5B068AA04 ,  5B068AA22 ,  5B068AA32 ,  5B068BB09 ,  5B068BC10 ,  5B068BC13 ,  5B068BD02 ,  5B068DE00 ,  5B087AA02 ,  5B087AC12 ,  5B087BC03 ,  5B087CC02 ,  5B087CC16 ,  5B087CC18 ,  5B087CC39
引用特許:
出願人引用 (2件)

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