特許

J-GLOBAL ID：201103054281065650

透光性樹脂部材

発明者： 小林 正幸 ,  堀川 信行
出願人/特許権者： 株式会社小糸製作所
代理人 (1件)： 八木 秀人
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2009-284183
公開番号（公開出願番号）：特開2011-126026
出願日： 2009年12月15日
公開日（公表日）： 2011年06月30日
要約：

【課題】耐候性,耐擦傷性,耐久性および生産性に優れた透光性樹脂部材の提供。【解決手段】透光性PC基材20表面に保護膜30を形成した透光性樹脂部材10で、保護膜30を、耐候性,耐擦傷性に優れたアクリル樹脂塗膜からなる第1の層32と、その上の耐擦傷性に優れたプラズマCVD薄膜からなる第2の層34の二層で構成した。第1の層32とPC基材20の界面22では、アクリル樹脂とPCが渾然融合一体化されて、第1層32とPC基材の密着性に優れ、保護膜30の剥離が抑制され、PC基材20(保護膜30)の耐久性が高い。PC基材20と第2層34間に両者20,34の中間の熱膨張率をもつ第1の層(アクリル樹脂)32が両者20,34間に生じる熱応力を緩衝する。【選択図】 図2

請求項（抜粋）：

透光性樹脂基材の表面に保護膜が形成された透光性樹脂部材であって、 前記透光性樹脂基材は、ポリカーボネートで構成され、 前記保護膜は、前記透光性樹脂基材の表面に形成された、主に耐候性(紫外線遮蔽機能)および耐擦傷性に優れたアクリル樹脂塗膜からなる第1のハードコート層と、該第1のハードコート層上に積層して形成された、主に耐擦傷性に優れたプラズマCVD薄膜からなる第2のハードコート層の二層で構成されたことを特徴とする透光性樹脂部材。

IPC (2件)：

B32B 27/30 ,  B32B 27/36

FI (2件)：

B32B27/30 A ,  B32B27/36 102

Fターム (22件)：

4F100AK25B ,  4F100AK45A ,  4F100AR00A ,  4F100AR00C ,  4F100BA03 ,  4F100BA06 ,  4F100BA10A ,  4F100BA10C ,  4F100CC00B ,  4F100EH46 ,  4F100EH66C ,  4F100EJ54B ,  4F100EJ86B ,  4F100GB33 ,  4F100GB41 ,  4F100JD09B ,  4F100JK12B ,  4F100JK12C ,  4F100JN01A ,  4F100JN01B ,  4F100JN01C ,  4F100YY00A

引用特許：

審査官引用 (4件)

• 導電性回路付き透明樹脂積層体及びその製造方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2008-249829   出願人：日立化成工業株式会社
• 芳香族ポリカーボネートの製造方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平4-294420   出願人：帝人化成株式会社
• ポリカーボネート樹脂積層体
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2002-012175   出願人：有限会社原田塗装工業所
• 透光性積層体
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2006-220312   出願人：株式会社小糸製作所