特許
J-GLOBAL ID:201103054383181646

流体封入式防振装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 笠井 美孝
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-159051
公開番号(公開出願番号):特開2001-336564
特許番号:特許第3767323号
出願日: 2000年05月29日
公開日(公表日): 2001年12月07日
請求項(抜粋):
【請求項1】 防振連結される一方の部材に取り付けられる第一の取付部材を、防振連結される他方の部材に取り付けられる第二の取付部材に設けられた筒状部の軸方向一方の開口部側に離隔配置すると共に、それら第一の取付部材と第二の取付部材を本体ゴム弾性体で連結せしめて、該本体ゴム弾性体で該第二の取付部材の筒状部の軸方向一方の開口部を流体密に閉塞する一方、該筒状部の軸方向他方の開口部を可撓性膜で流体密に閉塞すると共に、該筒状部に仕切部材を収容配置して固定的に支持せしめることにより、該仕切部材を挟んだ両側に、壁部の一部が該本体ゴム弾性体で構成された受圧室と、壁部の一部が該可撓性膜で構成された平衡室を形成すると共に、該仕切部材の内部に、壁部の一部がゴム弾性板で構成された副液室を形成して、それら受圧室、平衡室および副液室に非圧縮性流体を封入し、更に、該受圧室と該平衡室を相互に連通する第一のオリフィス通路と、該受圧室と該副液室を相互に連通する第二のオリフィス通路を形成した流体封入式防振装置において、 前記仕切部材を有底筒形状として前記第二の取付部材の筒状部内で前記可撓性膜に向かって開口するように配設すると共に、該仕切部材の内径寸法を底部側よりも開口部側を大きくして該仕切部材の内周面に軸方向中間部分を周方向に延びる環状の段差面を設ける一方、前記ゴム弾性板の外周縁部に対して環状の固定金具に設けた筒状支持部を加硫接着せしめて、該固定金具の筒状支持部を該仕切部材の開口部に圧入し、該固定金具を該仕切部材の該段差面によって軸方向に位置決めすると共に、該段差面に該ゴム弾性板の外周縁部を圧接させてシールすることにより、該仕切部材の開口を該ゴム弾性板で流体密に覆蓋せしめて、該ゴム弾性板を挟んだ両側に前記副液室と前記平衡室を形成する一方、かかる仕切部材によって、前記受圧室と該副液室の間に跨がって延びる第一の流体流路と、該副液室と該平衡室の間に跨がって延びる第二の流体流路を形成して、該第一の流体流路で前記第二のオリフィス通路を構成すると共に、それら第一及び第二の流体流路で協働して前記第一のオリフィス通路を構成したことを特徴とする流体封入式防振装置。
IPC (3件):
F16F 13/06 ( 200 6.01) ,  B60K 5/12 ( 200 6.01) ,  F16F 13/18 ( 200 6.01)
FI (5件):
F16F 13/00 620 C ,  B60K 5/12 F ,  F16F 13/00 620 P ,  F16F 13/00 620 R ,  F16F 13/00 620 S
引用特許:
出願人引用 (5件)
  • 流体封入式防振装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-326471   出願人:東海ゴム工業株式会社
  • 特開平1-229132
  • 流体封入式防振装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-047536   出願人:東海ゴム工業株式会社
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審査官引用 (5件)
  • 流体封入式防振装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-326471   出願人:東海ゴム工業株式会社
  • 特開平1-229132
  • 流体封入式防振装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-047536   出願人:東海ゴム工業株式会社
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