特許
J-GLOBAL ID:201103055175330952

土質試料の採取装置および土質試料の採取方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山名 正彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-195454
公開番号(公開出願番号):特開2011-047749
出願日: 2009年08月26日
公開日(公表日): 2011年03月10日
要約:
【課題】根固め改良土(未固結土)を採取する土質試料採取装置および土質試料採取方法を提供する。【解決手段】土質試料の採取装置2は、土質試料採取用容器であるシリンダケース5と、土質試料採取用シリンダケース5の下端部に取り付けた下部昇降ガイドレール部材4と、同試料採取用シリンダケース5内を昇降する上部ピストン6及び下部ピストン7と、直動形アクチュエータ8と、下部ピストン7の下方へ突き出された出力ロッド8bへ設けられたロック解除入力部材9と、下降したロック解除入力部材9と連係する配置に設けられたロック解除指示部材15と、上部ピストン6の上面部へ設置された上部フレーム12と、上部フレーム12の内側に設置された駆動エネルギ源部16と、下部ピストン7の下面に設置されたロック部材14とで構成され、プレボーリングされた杭孔3の中へ下ろして試料採取に使用される。【選択図】図1
請求項(抜粋):
土質試料採取用の容器である垂直なシリンダケースと、 前記土質試料採取用シリンダケースの下端部に取り付けた、杭孔の孔底へ着底させる下部昇降ガイドレール部材と、 前記試料採取用シリンダケースの上端開口部と下端開口部を水密的に閉鎖し、且つ同試料採取用シリンダケース内を昇降する上部ピストンおよび下部ピストンと、 前記上部ピストンおよび下部ピストンが外管へ前記の位置関係で結合された直動形アクチュエータと、 前記直動形アクチュエータの出力ロッドは前記下部ピストンの下方へ突き出され、同出力ロッドの下端部へ設けられたロック解除入力部材と、 前記下部昇降ガイドレール部材の下部に、下降した前記ロック解除入力部材と連係する配置に設けられたロック解除指示部材と、 前記上部ピストンの上面部へ固定して垂直上方へ立ち上がる形に設置され、上端にジョイント部を設けた上部フレームと、 前記上部フレームの内側に設置されて前記直動形アクチュエータと接続された駆動エネルギ源部と、 および前記下部ピストンの下面に設置され、前記ロック解除入力部材を拘束して前記直動形アクチュエータの始動をロックするロック部材とで構成されており、 前記上部フレームの上端のジョイント部が地上の作業機で吊り支持され、プレボーリングされた杭孔の中へ下ろして前記下部昇降ガイドレール部材の下端を孔底へ到達させ、下部ピストンが試料採取用シリンダケースの下端開口より下方へ露出するように下降させて同下部ピストンと上部ピストンとの間へ未固結状態の改良土が進入することを促し、更に上記直動形アクチュエータの出力ロッド下端のロック解除入力部材を下部昇降ガイドレール部材のロック解除指示部材と連係させてロック解除入力を生じさせ、同解除入力により直動形アクチュエータを始動させて上部ピストンと下部ピストンをその間へ進入した改良土と共に上昇させ、試料採取用シリンダケース内へ復帰させて土質試料を取り込み、同シリンダケースを密閉状態に保持して地上へ引き揚げ回収されることを特徴とする、土質試料の採取装置。
IPC (2件):
G01N 1/08 ,  E02D 1/00
FI (2件):
G01N1/08 C ,  E02D1/00
Fターム (10件):
2D043AC05 ,  2D043BA08 ,  2D043BB09 ,  2G052AA19 ,  2G052AC03 ,  2G052AC04 ,  2G052AD12 ,  2G052AD32 ,  2G052AD52 ,  2G052BA02
引用特許:
出願人引用 (4件)
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