特許
J-GLOBAL ID:201103055848318100
ハードコートフィルムの製造方法、ハードコートフィルム、偏光板及びディスプレイパネル
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (2件):
岸本 達人
, 山下 昭彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-225403
公開番号(公開出願番号):特開2011-075705
出願日: 2009年09月29日
公開日(公表日): 2011年04月14日
要約:
【課題】PET基材でも優れた硬度を有しながらカールを抑えたHCフィルム及びその製造方法及びHCフィルムを提供すること。【解決手段】PET基材の両面にHC層が設けられたHCフィルムの製造方法であって、(i)光硬化性基を3個以上有するバインダー成分及び重合開始剤を含み、重合開始剤の量が特定の関係式を満たす2種類の組成物を準備する工程、(ii)PET基材の一面側に、重合開始剤の多い一つ目の組成物を塗布する工程、(iii)その塗膜を硬化させて膜厚5〜20μmの第一のHC層を形成する工程、(iv)PET基材の第一のHC層とは反対側に、重合開始剤の少ない二つ目の組成物を塗布する工程、(v)その塗膜を硬化させて膜厚が第一のHC層の膜厚の±25%以内である第二のHC層を形成する工程を含むことを特徴とする、ハードコートフィルムの製造方法。その製造方法により得られるハードコートフィルム。【選択図】図1
請求項(抜粋):
ポリエチレンテレフタレート基材の両面にハードコート層が設けられたハードコートフィルムの製造方法であって、
(i)1分子中に光硬化性基を3個以上有するバインダー成分及び第一の重合開始剤を含み、第一の硬化性樹脂組成物の当該第一の重合開始剤を除いた全固形分に対する当該第一の重合開始剤の質量百分率がM1であり、且つ、下記式(1)を満たす第一の硬化性樹脂組成物並びに1分子中に光硬化性基を3個以上有するバインダー成分及び第二の重合開始剤を含み、第二の硬化性樹脂組成物の当該第二の重合開始剤を除いた全固形分に対する当該第二の重合開始剤の質量百分率がM2であり、且つ、下記式(2)及び(3)を満たす第二の硬化性樹脂組成物を準備する工程、
1質量%<M1≦10質量%・・・(式1)
1質量%≦M2≦6質量%・・・(式2)
0<(M1-M2)≦4・・・(式3)
(ii)当該ポリエチレンテレフタレート基材の一面側に、第一の硬化性樹脂組成物を塗布し、塗膜とする工程、
(iii)前記(ii)工程で得られた塗膜に光照射し、硬化させて膜厚5〜20μmの第一のハードコート層を形成する工程、
(iv)当該ポリエチレンテレフタレート基材の当該第一のハードコート層が形成された側とは反対側に、第二の硬化性樹脂組成物を塗布し、塗膜とする工程、
(v)前記(iv)工程で得られた塗膜に当該塗膜方向から光照射し、硬化させて膜厚が当該第一のハードコート層の膜厚の±25%以内である第二のハードコート層を形成する工程、を含むことを特徴とする、ハードコートフィルムの製造方法。
IPC (3件):
G02B 1/10
, B32B 27/36
, G09F 9/00
FI (3件):
G02B1/10 Z
, B32B27/36
, G09F9/00 313
Fターム (40件):
2K009AA15
, 2K009BB24
, 2K009CC24
, 2K009DD02
, 4F100AA20A
, 4F100AA20C
, 4F100AA20D
, 4F100AK01A
, 4F100AK01C
, 4F100AK42B
, 4F100AK51A
, 4F100AK51C
, 4F100BA03
, 4F100BA04
, 4F100BA06
, 4F100BA07
, 4F100BA10A
, 4F100BA10C
, 4F100BA10D
, 4F100CA30A
, 4F100CA30C
, 4F100CB00D
, 4F100CB04A
, 4F100CB04C
, 4F100EH66D
, 4F100EJ54A
, 4F100EJ54C
, 4F100GB41
, 4F100HB31D
, 4F100JK12A
, 4F100JK12C
, 4F100JN10D
, 4F100YY00A
, 4F100YY00C
, 5G435AA06
, 5G435BB02
, 5G435BB05
, 5G435BB06
, 5G435BB12
, 5G435KK07
引用特許:
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