特許
J-GLOBAL ID:201103056172112187

ポリエステル樹脂及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 重野 剛
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-029133
公開番号(公開出願番号):特開2002-020475
特許番号:特許第4155716号
出願日: 2001年02月06日
公開日(公表日): 2002年01月23日
請求項(抜粋):
【請求項1】 芳香族ジカルボン酸又はそのエステル形成性誘導体を主成分とするジカルボン酸成分と、エチレングリコールを主成分とするジオール成分とを、エステル化反応又はエステル交換反応を経て、少なくともチタン化合物の存在下であって、燐化合物、並びに、アルカリ金属化合物、アルカリ土類金属化合物、及びマンガン化合物からなる群より選択された少なくとも1種の金属化合物と、ゲルマニウム化合物との共存下に重縮合させることにより製造されたポリエステル樹脂であって、チタン化合物の含有量が、ポリエステル樹脂1トン当たり、チタン原子(Ti)の含有量として0.002〜0.2モルであり、燐化合物、並びに、アルカリ金属化合物、アルカリ土類金属化合物、及びマンガン化合物からなる群より選択された少なくとも1種の金属化合物の含有量がポリエステル樹脂1トン当たり、燐原子(P)として0.02〜4モル、アルカリ金属原子、アルカリ土類金属原子、及びマンガン原子の合計(M)として0.04〜5モルであり、ゲルマニウム化合物の含有量が、ポリエステル樹脂1トン当たり、ゲルマニウム原子(Ge)として0.4モル以下であり、280°Cでの射出成形後の成形体における樹脂の環状三量体含有量(CTS;重量%)と、射出成形前の樹脂の環状三量体含有量(CT0;重量%)との差(CTS-CT0)が0.10重量%以下であり、かつ、280°Cでの射出成形後の成形体における樹脂のアセトアルデヒド含有量(AAS;ppm)と、射出成形前の樹脂のアセトアルデヒド含有量(AA0;ppm)との差(AAS-AA0)が20ppm以下であり、 前記射出成形前の樹脂のアセトアルデヒド含有量(AA0;ppm)が3ppm以下であり、かつ前記射出成形前の樹脂の固有粘度(〔η〕)が0.70dl/g以上であることを特徴とするポリエステル樹脂。
IPC (1件):
C08G 63/82 ( 200 6.01)
FI (1件):
C08G 63/82
引用特許:
審査官引用 (5件)
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