特許
J-GLOBAL ID:201103058703446347

標的核酸配列の選択的ハイブリダイゼーションおよび捕捉における使用のため不活化可能型標的捕捉オリゴマー

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 山本 秀策 ,  安村 高明 ,  森下 夏樹
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2011-509650
公開番号(公開出願番号):特表2011-520450
出願日: 2009年05月13日
公開日(公表日): 2011年07月21日
要約:
不均質な核酸混合物中の特定の標的核酸の選択的なハイブリダイゼーションおよび捕捉のための組成物、キットおよび方法を開示する。次いで、標的核酸は後続の分析で使用される。該方法は、後続の分析で酵素および他の試薬を使用するのに適当な環境を確保するために慣用的に必要とされるものよりも、低いストリンジェントの精製および/または無菌性についての少ない労力しか必要としないという利点を提供する。本発明によって提供される不活化可能型標的捕捉オリゴマーは、少なくとも3つの核酸配列領域:すなわち、標的ハイブリダイゼーション領域;タグ閉鎖領域;および結合ペアメンバー領域を含む。
請求項(抜粋):
a. 核酸試料中の標的核酸配列を、不活化可能型標的捕捉オリゴマーで処理する工程であって、前記不活化可能型標的捕捉オリゴマーは、約15連続核酸塩基長〜約30連続核酸塩基長である標的ハイブリダイズ領域、結合ペアメンバーおよびタグ閉鎖領域を含み、前記タグ閉鎖領域は約3連続核酸塩基長〜約20連続核酸塩基長であり、前記標的ハイブリダイゼーション領域の一部分に実質的に相補的であり、前記標的核酸に安定的にハイブリダイズせず、前記標的ハイブリダイズ領域、前記結合ペアメンバーおよび前記タグ閉鎖領域が単一の分子として連接されている、工程; b. 1組の条件を準備する工程であって、前記条件のストリンジェンシーにより、前記標的ハイブリダイズ領域が前記標的核酸と安定的にハイブリダイズする方向に偏向され、前記タグ閉鎖領域と安定的にハイブリダイズする方向には偏向されない、工程; c. 前記1組の条件に変更をもたらす工程であって、前記ストリンジェンシーが低下し、前記タグ閉鎖領域が前記標的ハイブリダイズ領域とハイブリダイズすることにより、標的核酸と安定的にハイブリダイズされない不活化可能型標的捕捉オリゴマーが、不活性な立体配置を形成することが可能になる、工程;ならびに d. 捕捉工程を行なう工程であって、工程bで前記標的核酸と安定的にハイブリダイズされた前記不活化可能型捕捉オリゴマーを含む複合体が捕捉される、工程、 を含む、標的核酸の特異的ハイブリダイゼーションおよび捕捉のための方法。
IPC (2件):
C12N 15/09 ,  C12Q 1/68
FI (2件):
C12N15/00 A ,  C12Q1/68 A
Fターム (14件):
4B024AA11 ,  4B024AA20 ,  4B024CA09 ,  4B024HA12 ,  4B063QA01 ,  4B063QQ43 ,  4B063QQ52 ,  4B063QR32 ,  4B063QR35 ,  4B063QR55 ,  4B063QR62 ,  4B063QS25 ,  4B063QS34 ,  4B063QX02
引用特許:
審査官引用 (2件)

前のページに戻る