特許
J-GLOBAL ID:201103058853873286

金属ハニカムの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 合志 元延
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-178035
公開番号(公開出願番号):特開2001-001168
特許番号:特許第3839187号
出願日: 1999年06月24日
公開日(公表日): 2001年01月09日
請求項(抜粋):
【請求項1】 箔状のステンレスや、マグネシウムを含有した箔状のアルミニウム合金を、母材とし、該母材に離型剤を、条線状に地肌を残しつつ塗布して乾燥させた後、 複数枚の該母材を、該離型剤間に条線状に残されて露出した地肌が半ピッチずつずれた位置関係で、重積してから、加圧,加熱することにより、該母材間を、接触した該地肌間にて条線状に拡散接合させた後、 重積方向に引張力を加えて展張することにより、該母材をセル壁とし、該セル壁にて区画形成された中空柱状の多数のセルの平面的集合体たるハニカムコアを得る、金属ハニカムの製造方法において、 該離型剤として、5重量%以上で60重量%以下であると共に粒径が5μm以下のセラミックス粉末と、溶剤に可溶なバインダーと、30重量%以上で94重量%以下の該溶剤と、を含有してなるものが用いられており、 該溶剤は、該バインダーを溶かして液状化し薄めるために、つまり該バインダーを溶解,希釈するために使用され、該バインダーに適したものが用いられており、沸点が100°C以上で300°C以下であると共に、相互に沸点が異なる2種類以上のものが混合されたものよりなり、前記乾燥時において、一度に揮発,蒸発することなく、相互に沸点が異なることに基づく広い温度範囲のもとで段階的に徐々に緩慢なスピードで揮発,蒸発し、 該離型剤は、その該溶剤が、前記乾燥時において揮発,蒸発,消失し、又、該バインダーが、前記拡散接合の初期段階において、拡散接合のための当初の加熱により熱分解,揮発,蒸発,消失すると共に、残りの該バインダーが、加熱により炭化して灰になって、加圧により該セラミック粉末間の隙間に圧縮,充填され、もって該離型剤は、該母材間の拡散接合開始段階においては、その塗布厚が極薄化されていること、を特徴とする金属ハニカムの製造方法。
IPC (5件):
B23K 20/18 ( 200 6.01) ,  B21D 47/00 ( 200 6.01) ,  B23K 20/00 ( 200 6.01) ,  B32B 3/12 ( 200 6.01) ,  B23K 101/02 ( 200 6.01)
FI (5件):
B23K 20/18 ,  B21D 47/00 C ,  B23K 20/00 310 L ,  B32B 3/12 A ,  B23K 101:02
引用特許:
審査官引用 (2件)

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