特許
J-GLOBAL ID:201103059686798559

ナノコンポジット熱電変換材料およびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (5件): 青木 篤 ,  石田 敬 ,  古賀 哲次 ,  関根 宣夫 ,  堂垣 泰雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-145742
公開番号(公開出願番号):特開2011-003741
出願日: 2009年06月18日
公開日(公表日): 2011年01月06日
要約:
【課題】熱電変換材料マトリクス中にナノサイズのフォノン散乱粒子を分散させて、熱伝導率を大幅に低減し、熱電変換性能を向上させたナノコンポジット熱電変換材料とその製造方法を提供する。【解決手段】熱電変換材料を構成する複数種の第1元素の塩と、該第1元素よりも酸化還元電位が低い第2元素の塩とを含む溶液を調製する第1工程、 上記溶液に還元剤を加えて、上記第1元素を析出させて熱電変換材料のマトリックス前躯体を形成する第2工程、 上記溶液に上記還元剤を更に加えて、上記マトリクス前躯体中に上記第2元素を析出させ、上記第1元素と該第2元素とを含むスラリーを形成する第3工程、 上記スラリーをろ過・洗浄した後、熱処理することにより、上記複数種の第1元素を合金化して上記熱電変換材料から成るマトリクスと、該マトリクス中に分散した、上記第2元素を構成元素とするナノサイズのフォノン散乱粒子とを形成する第4工程を含む。【選択図】図1
請求項(抜粋):
下記の工程: 熱電変換材料を構成する複数種の第1元素の塩と、該第1元素よりも酸化還元電位が低い第2元素の塩とを含む溶液を調製する第1工程、 上記溶液に還元剤を加えて、上記第1元素を析出させて熱電変換材料のマトリックス前躯体を形成する第2工程、 上記溶液に上記還元剤を更に加えて、上記マトリクス前躯体中に上記第2元素を析出させ、上記第1元素と該第2元素とを含むスラリーを形成する第3工程、および 上記スラリーをろ過・洗浄した後、熱処理することにより、上記複数種の第1元素を合金化して上記熱電変換材料から成るマトリクスと、該マトリクス中に分散した、上記第2元素を構成元素とするナノサイズのフォノン散乱粒子とを形成する第4工程 を含むナノコンポジット熱電変換材料の製造方法。
IPC (4件):
H01L 35/34 ,  H01L 35/14 ,  B22F 9/00 ,  B22F 9/24
FI (4件):
H01L35/34 ,  H01L35/14 ,  B22F9/00 B ,  B22F9/24 Z
Fターム (6件):
4K017AA04 ,  4K017DA01 ,  4K017DA09 ,  4K017EJ01 ,  4K018EA21 ,  4K018KA32
引用特許:
審査官引用 (3件)

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