特許
J-GLOBAL ID:201103059803444283

アナログ電子時計

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 荒船 博司 ,  荒船 良男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-287015
公開番号(公開出願番号):特開2011-128026
出願日: 2009年12月18日
公開日(公表日): 2011年06月30日
要約:
【課題】 複数の指針を所定位置まで早送りする場合に、容易な制御で短時間に複数の指針の早送り運針を完了することのできるアナログ電子時計を提供する。【解決手段】 各指針を個別に運針させる場合に最も短い時間で移動できる各指針の移動方向、駆動速度および移動量をそれぞれ求める第1の算出手段(S2〜S7)と、第1の算出手段により算出された各指針の駆動速度のうち最も遅い最遅駆動速度を抽出する最遅速度抽出手段(S8〜S11)と、移動方向が正方向、移動量が180度の回転移動量より大きいと算出された指針を特定指針として抽出し、最遅駆動速度が当該特定指針の逆方向最速駆動速度以下か否かを判別する判別手段(S15,S16)と、この判別手段により以下と判別された場合に、当該特定指針の移動方向を逆方向と修正する第2の算出手段(S17,S18)とを備えている。【選択図】 図6
請求項(抜粋):
複数の指針と、 これら複数の指針をそれぞれ運針する正方向と逆方向との両方に回転可能な複数のステップモータと、 前記複数の指針の各々について、各指針の移動開始位置、各指針の移動終了位置、正方向へ運針するのに最も早い駆動速度である各指針の正方向最速駆動速度、および、逆方向へ運針するのに最も早い駆動速度である各指針の逆方向最速駆動速度から、各指針を個別に運針させる場合に、前記移動開始位置から前記移動終了位置まで最も短い時間で移動できる各指針の移動方向、駆動速度および移動量をそれぞれ求める第1の算出手段と、 この第1の算出手段により算出された各指針の前記駆動速度のうち最も遅い最遅駆動速度を抽出する最遅速度抽出手段と、 前記第1の算出手段により前記移動方向が正方向、前記移動量が180度の回転移動量より大きいと算出された指針を特定指針として抽出し、前記最遅駆動速度が当該特定指針の逆方向最速駆動速度以下か否かを判別する判別手段と、 この判別手段により以下と判別された場合に、当該特定指針の移動方向を逆方向と修正し、当該指針を前記移動開始位置から前記移動終了位置まで逆方向に移動させる移動量を求めなおす第2の算出手段と、 前記第1の算出手段で求められ、且つ、前記第2の算出手段により一部修正され求めなおされた各指針の移動方向および移動量に応じて、前記複数のステップモータを前記最遅駆動速度で駆動して、前記複数の指針を各指針の前記移動終了位置まで移動させる移動制御手段と、 を備えていることを特徴とするアナログ電子時計。
IPC (1件):
G04C 3/14
FI (1件):
G04C3/14 T
Fターム (4件):
2F101BA05 ,  2F101BF00 ,  2F101BG16 ,  2F101BH05
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 計時装置及びその制御方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平11-287382   出願人:セイコーエプソン株式会社
  • 特開昭60-162980
  • 特開昭60-239691

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