特許
J-GLOBAL ID:201103059814337870

高熱伝導性複合材料の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 下田 容一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-113602
公開番号(公開出願番号):特開2011-241432
出願日: 2010年05月17日
公開日(公表日): 2011年12月01日
要約:
【課題】高熱伝導性能が良好に維持される高熱伝導性複合材料を製造することができる技術を提供することを課題とする。【解決手段】図(b)に示すようなマトリックス金属14とカーボンファイバ15との混合材料16を(c)に示すホットプレス型焼結炉20で焼結処理する。すると、マトリクス金属粉末14同士が拡散接合作用により、互いに繋がる。この結果、カーボンファイバ15は移動が制限され、分散状態が維持される。焼結を施すと、酸素に触れる面積が極度に小さくなるため、酸化の影響が軽減される。【効果】一次成形体は、マトリックス金属の焼結品であり、この焼結品では拡散接合したマトリックス金属粉の間にカーボンファイバが挟まれている。一次成形体に外力が加わっても、マトリックス金属が保護作用を発揮するため、カーボンファイバが切れることはない。結果、高熱伝導性能が維持される。【選択図】図1
請求項(抜粋):
高熱伝導性複合材料の製造方法であって、 マトリックス金属粉末に、カーボンファイバを添加して混合する工程と、 得られた混合材料を、真空、不活性ガス若しくは非酸化性ガス雰囲気中で、前記マトリックス金属の融点未満の焼結温度に保ち焼結処理を行い一次成形体を得る工程と、 この一次成形体を前記マトリックス金属の融点に加熱して溶湯を得る工程と、 この溶湯を高圧鋳造金型へ移し、加圧することで二次成形体を得る工程と、 この二次成形体を押出成形することで高熱伝導性複合材料を得る工程と、からなることを特徴とする高熱伝導性複合材料の製造方法。
IPC (6件):
C22C 47/12 ,  C22C 47/06 ,  C22C 49/06 ,  C22C 49/04 ,  C22C 49/14 ,  B22D 27/09
FI (6件):
C22C47/12 ,  C22C47/06 ,  C22C49/06 ,  C22C49/04 ,  C22C49/14 ,  B22D27/09 A
Fターム (6件):
4K020AA04 ,  4K020AC01 ,  4K020AC02 ,  4K020BA02 ,  4K020BB05 ,  4K020BC01
引用特許:
審査官引用 (4件)
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