特許
J-GLOBAL ID:201103060140125179

流体圧緩衝器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 天野 泉 ,  石川 憲
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-125688
公開番号(公開出願番号):特開2011-252529
出願日: 2010年06月01日
公開日(公表日): 2011年12月15日
要約:
【課題】 伸縮速度に影響されることなく適正な減衰力を発生することが可能なフロントフォーク等の流体圧緩衝器を提供する。【解決手段】 フォーク本体と、フォーク本体内に収容されるダンパ3と、リザーバ室Rとを備えてなり、ダンパ3がシリンダ30と、ロッド31と、シリンダ30内を二つの圧力室R1、R2に区画するピストン32と、減衰力発生手段V1と、減衰力調整手段とを備える流体圧緩衝器において、減衰力調整手段が一方の圧力室R1の圧力をリザーバ室Rに逃がすバイパス路Bと、バイパス路B内に出没する尖端部40aを有するニードル弁4とを備え、上記バイパス路Bがロッド内流路B1と、圧力室側流路B2と、キャップ部材に形成されるリザーバ室側流路B3とからなり、キャップ部材10に保持されるニードル弁4を駆動してニードル弁4とリザーバ室側流路B3との間に形成されるオリフィスAの開口面積を変更することにより減衰力調整をする。【選択図】 図3
請求項(抜粋):
アウターチューブと、このアウターチューブ内に摺動自在に挿入されるインナーチューブとからなる緩衝器本体と、この緩衝器本体内に収容されるダンパと、上記緩衝器本体と上記ダンパとの間に形成されて作動流体を貯留するリザーバ室とを備えてなり、 上記ダンパが上記緩衝器本体の軸心部に起立して作動流体を収容するシリンダと、上記緩衝器本体の伸縮に伴い上記シリンダ内に出没するロッドと、このロッドの先端に保持されて上記シリンダ内を二つの圧力室に区画して上記シリンダ内周に外周を摺接するピストンと、このピストンの移動に伴い所定の減衰力を発生する減衰力発生手段と、上記減衰力を調整する減衰力調整手段とを備える流体圧緩衝器において、 上記減衰力調整手段が一方の上記圧力室の圧力を上記リザーバ室に逃がすバイパス路と、このバイパス路内に出没する尖端部を有するニードル弁とを備え、 上記バイパス路が上記ロッドの軸心部を貫通するロッド内流路と、このロッド内流路と上記一方の圧力室とを連通する圧力室側流路と、上記ロッド内流路と上記リザーバ室とを連通するリザーバ室側流路とからなり、 上記リザーバ室側流路が上記緩衝器本体の一方端側開口を封止して上記ロッドの基端部及び上記ニードル弁を保持するキャップ部材に形成されてなり、 上記ニードル弁を駆動して上記リザーバ室側流路と上記ニードル弁との間に形成されるオリフィスの開口面積を変更することにより減衰力調整をすることを特徴とする流体圧緩衝器。
IPC (2件):
F16F 9/50 ,  B62K 25/08
FI (2件):
F16F9/50 ,  B62K25/08 C
Fターム (10件):
3D014DD02 ,  3D014DE04 ,  3D014DE08 ,  3D014DE22 ,  3D014DE27 ,  3J069AA46 ,  3J069CC03 ,  3J069CC15 ,  3J069EE06 ,  3J069EE37
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 油圧緩衝器
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-195255   出願人:カヤバ工業株式会社

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