特許
J-GLOBAL ID:201103061638264261

アイドルストップ車の発進クラッチ制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 筒井 秀隆
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-065490
公開番号(公開出願番号):特開2011-196490
出願日: 2010年03月23日
公開日(公表日): 2011年10月06日
要約:
【課題】クランキング不良等によってエンジン完爆が遅れた場合でも、ベルト滑り及びショック発生を防止しながら発進クラッチを係合できるアイドルストップ車の発進クラッチ制御装置を提供する。【解決手段】クラッチ伝達トルクがベルト伝達トルクを上回らないように目標クラッチ圧を設定してクラッチ圧を制御する第1工程と、クラッチ圧を所定の時間勾配をもって上昇させる第2工程と、クラッチ圧を締結状態まで上昇させる第3工程とを順次実施すべく所定の設定時間を設定し、アイドルストップ復帰条件を満足した後、エンジンの完爆遅れが生じた場合には、完爆遅れ時間を計測し、この完爆遅れ時間に応じて第1工程の設定時間Bを延長する。【選択図】 図4
請求項(抜粋):
エンジンと、 所定のアイドルストップ条件を満足したときにエンジンを自動停止させ、所定のアイドルストップ復帰条件を満足したときにエンジンを再始動させるエンジン制御装置と、 前記エンジンによって駆動されるオイルポンプと、 エンジン動力を駆動輪に伝達するベルト式無段変速機と、 前記エンジンと前記無段変速機との間に設けられた発進クラッチと、 前記オイルポンプが発生する油圧に基づいて、前記無段変速機及び前記発進クラッチに油圧を供給する油圧制御装置と、 前記エンジンの回転数を検出するエンジン回転数検出手段と、 前記無段変速機のベルト挟圧を検出するベルト挟圧検出手段と、を備えたアイドルストップ車において、 前記油圧制御装置は、 前記検出されたベルト挟圧からベルト伝達トルクを計算する伝達トルク計算手段と、 前記発進クラッチのクラッチ圧を制御するクラッチ制御手段とを備え、 前記クラッチ制御手段は、 クラッチ伝達トルクが前記計算されたベルト伝達トルクを上回らないように目標クラッチ圧を設定してクラッチ圧を制御する第1工程と、クラッチ圧を所定の時間勾配をもって上昇させる第2工程と、クラッチ圧を締結状態まで上昇させる第3工程とを順次実施すべく所定の設定時間を設定し、 前記アイドルストップ復帰条件を満足した後、前記エンジンの完爆遅れが生じた場合に、完爆遅れ時間を計測し、当該完爆遅れ時間に応じて前記第1工程の設定時間を延長することを特徴とする、アイドルストップ車の発進クラッチ制御装置。
IPC (1件):
F16H 61/04
FI (1件):
F16H61/04
Fターム (19件):
3J552MA07 ,  3J552MA13 ,  3J552NA01 ,  3J552NB01 ,  3J552PA02 ,  3J552PA12 ,  3J552PA26 ,  3J552RB03 ,  3J552RC02 ,  3J552SA08 ,  3J552SA09 ,  3J552SA36 ,  3J552TB06 ,  3J552TB12 ,  3J552VA32Z ,  3J552VA52Z ,  3J552VB11Z ,  3J552VC01W ,  3J552VD02Z
引用特許:
審査官引用 (1件)

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