特許
J-GLOBAL ID:201103063669089690

補聴器の受音特性の指向性を制御する方法およびその方法を実施するための補聴器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 牛久 健司 ,  井上 正 ,  高城 貞晶
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-506270
特許番号:特許第3914768号
出願日: 2000年06月23日
請求項(抜粋):
【請求項1】 離隔配置された第1および第2受音マイクロフォン手段(Fmic、Bmic)と、上記マイクロフォン手段から供給された信号を処理する信号プロセッサと、上記信号プロセッサからの出力信号に応答して音信号を発生する出力トランスドューサとを備えた補聴器の受音特性の指向性を制御するために、上記受音特性を全指向特性と指向特性との間で切り換えるステップ、ならびに補聴器を上記指向特性で動作させるとき、上記第1および第2マイクロフォン手段から供給された信号を合成して全体の合成信号にするステップを含み、少なくとも1つの信号に調節可能な時間または位相の遅延を加えるようにした方法において、 全指向特性から指向特性への、またはその逆の受音特性の上記切り換えが、上記第1および第2マイクロフォン手段からの信号(Xfront、Xback)の両方から派生した信号に,調節可能な減衰制御パラメータ(omni)および遅延(T)を用いて制御される減衰および時間または位相の制御された遅延を行った後、上記の全体の合成信号(Y)を生成することによって実施され、それによって、上記の全体の合成信号(Y)が、 (ここで,0<omni) で決定され、補聴器の位相関係、時間遅延および振幅特性にほとんど影響を与えることなく、上記全指向特性と上記指向特性のいずれかの所望の形との間で、スイッチ切り換えとして、または徐々にかつ滑らかな変化として補聴器を切り換えることを特徴とする方法。
IPC (1件):
H04R 25/00 ( 200 6.01)
FI (1件):
H04R 25/00 D
引用特許:
審査官引用 (5件)
  • 特開昭57-032197
  • 特開昭61-094500
  • 補聴装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-040739   出願人:ソニー株式会社
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