特許
J-GLOBAL ID:201103064473546380
転炉におけるステンレス溶鋼の吹錬方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件):
西教 圭一郎
, 廣瀬 峰太郎
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-334655
公開番号(公開出願番号):特開2003-138308
特許番号:特許第3784692号
出願日: 2001年10月31日
公開日(公表日): 2003年05月14日
請求項(抜粋):
【請求項1】 含クロム溶銑および添加物を炉内に装入し、その後、溶湯表面の上方に間隔をあけて設けられたランスの溶湯表面を臨む端部に備えられるノズルから溶湯に向けて上吹き酸素を所定流量で噴出し、ステンレス溶鋼を溶製して出鋼する一連の処理を繰返して行う転炉におけるステンレス溶鋼の吹錬方法において、
ノズルから噴出される上吹き酸素のみかけの噴出運動量I、ランスと溶湯表面との間隔であるランス高さhおよび操業条件定数kによって関係付けられる吹錬指標値S(=I×k/h)と、転炉へ装入される含クロム溶銑および添加物の重量と転炉から出鋼されるステンレス溶鋼との重量差であるロス重量ΔWとの関係を求め、その関係に基づいて前記ロス重量ΔWが目標範囲になるように、吹錬指標値Sを制御することを特徴とする転炉におけるステンレス溶鋼の吹錬方法。
ただし、上吹き酸素のみかけの噴出運動量Iおよび操業条件定数kは、次式によってそれぞれ与えられ、
I =13.92Dt2Po√{1-(1.033/Po)2/7}
k=Po/Pp (ここに、0<k≦1)
ここで、Dt:ノズルスロート径
Po:実操業におけるノズル前圧力(絶対圧力)
Pp:ノズル形状によって定まるノズル前圧力(絶対圧力)
であり、ノズル形状によって定まるノズル前圧力Ppは、さらに次式によって与えられ、
ここで、Ae:ノズル出口断面積
At:ノズルスロート断面積
γ:酸素の比熱比
である。
IPC (2件):
C21C 5/28 ( 200 6.01)
, C21C 5/35 ( 200 6.01)
FI (2件):
引用特許:
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