特許
J-GLOBAL ID:201103065145892099

5速自動変速機のキックダウン変速応答改善方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人共生国際特許事務所
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-333066
公開番号(公開出願番号):特開2002-181182
特許番号:特許第3851139号
出願日: 2001年10月30日
公開日(公表日): 2002年06月26日
請求項(抜粋):
【請求項1】 5速から3速又は5速から2速へキックダウン変速するスキップ変速信号が発生したか否かを判断する第1段階と; 前記第1段階でスキップ変速信号が発生したと判断されれば、副変速部の変速制御によって4速への変速を行う第2段階と; 前記第2段階の変速過程中に主変速部の変速開始時点Aを判定して、主変速部の解放側のデューティ率制御を実施する第3段階と; 主変速部の結合側のデューティ率制御を実施する第4段階と、を含み; 前記第2段階の変速過程中に判定する主変速部の変速開始時点Aに相当する前記第3段階主変速部解放側デューティ率制御におけるB点のデューティ率B{(Dmr)j}は、(DmrO)jが出力デューティ率の基本値、(DmrL)jが出力デューティ率の学習値、KEがエンジン回転数に応じた補正係数、ΔDTが油温に応じた補正係数、jは2速あるいは3速を示すとき、[(DmrO)j+(DmrL)j]×KE+ΔDTで求められ、 前記第2段階の副変速部変速制御のうち5速で作動していた副変速部の解放側制御を開始する解放制御としてのデューティ率制御パターンaによるデューティ率制御は、 デューティ率制御開始時点において100%から100%と50%との間の所定のデューティ率にまで瞬時に下降した後、直線的に傾斜して下降するような逆傾斜制御パターンによって変速開始時点Aに至る所定時間前の時点において0%と50%との間の所定のデューティ率となるように下降し、 続いて前記デューティ率制御開始時点において瞬時に下降した100%と50%との間の前記所定のデューティ率と略同等の所定のデューティ率にまで瞬時に上昇した後、 非直線的に傾斜して下降するような逆傾斜制御パターンによって、変速開始時点Aを超える所定時間後の時点において、前記変速開始時点Aに至る所定時間前の時点における0%と50%との間の所定のデューティ率より低い0%と50%との間の所定のデューティ率に下降するように制御し; 前記第2段階における副変速部変速制御のうち4速で新たに作動する副変速部の結合側の変速制御としてのデューティ率制御パターンcによるデューティ率制御は、 前記デューティ率制御パターンaにおける直線的に傾斜して下降するような逆傾斜制御パターンによる制御中で50%のデューティ率まで下降する時点前において、0%から100%までデューティ率を瞬時に上昇し所定時間100%を維持した後、前記デューティ率制御パターンaの変速開始時点Aを超える所定時間後の時点における0%と50%との間の前記所定のデューティ率より低い0%と50%との間の所定のデューティ率にまで瞬時に下降し、続いて前記デューティ率制御パターンaの変速開始時点Aを超える前記所定時間後の時点と同時点に至るまでそのデューティ率を略一定に維持するように制御し; 前記第3段階における前記主変速部の解放側のデューティ率制御としてのデューティ率制御パターンbによるデューティ率制御は、 変速開始時点Aにおいて、前記デューティ率制御パターンaのデューティ率制御開始時点において瞬時に下降する100%と50%との間の前記所定のデューティ率よりも高い100%と50%との間の所定のデューティ率Bにまで100%から瞬時に下降した後、 直線的に傾斜して下降するような逆傾斜制御パターンによって、前記デューティ率制御パターンaの変速開始時点Aを超える前記所定時間後の時点をさらに所定時間超える時点において、前記デューティ率制御パターンaのデューティ率制御開始時点において瞬時に下降する100%と50%との間の前記所定のデューティ率と略同等の所定のデューティ率まで下降し、 続いて前記変速開始時点Aにおける100%と50%との間の前記所定のデューティ率Bと略同等の所定のデューティ率にまで瞬時に上昇した後、 非直線的に傾斜して下降するような逆傾斜制御パターンによって、前記デューティ率制御パターンaにおいて非直線的に傾斜して下降するような逆傾斜制御パターンによって下降する変速開始時点Aを超える前記所定時間後の時点における0%と50%との間の前記所定のデューティ率よりも高い0%と50%との間の所定のデューティ率にまで下降し、続いて瞬時に0%に下降するように制御し; 前記第4段階における前記主変速部の結合側のデューティ率制御としてのデューティ率制御パターンdによるデューティ率制御は、 前記デューティ率制御パターンbの直線的に傾斜して下降するような逆傾斜制御パターンによる制御中における前記デューティ率制御パターンaの変速開始時点Aを超える前記所定時間後の時点とこの時点をさらに所定時間超える前記デューティ率制御パターンbにおける瞬時に上昇する時点との間において、0%から100%までデューティ率を瞬時に上昇し所定時間100%を維持した後、前記デューティ率制御パターンbの非直線的に傾斜して下降するような逆傾斜制御パターンによって下降した0%と50%との間の前記所定のデューティ率より低い0%と50%との間の所定のデューティ率にまで瞬時に下降し、 続いて前記デューティ率制御パターンbの非直線的に傾斜して下降するような逆傾斜制御パターンによる制御中におけるデューティ率50%となる時点より所定時間前の時点までデューティ率を略一定に維持した後、前記デューティ率制御パターンbの非直線的に傾斜して下降するような逆傾斜制御パターンによって下降する0%と50%との間の前記所定のデューティ率より高い0%と50%との間の所定のデューティ率まで瞬時に上昇し、 前記デューティ率制御パターンbの非直線的に傾斜して下降するような逆傾斜制御パターンによって0%と50%との間の前記所定のデューティ率となる時点と同時点において、前記デューティ率制御パターンbの直線的に傾斜して下降するような逆傾斜制御パターンによって下降する100%と50%との間の前記所定のデューティ率よりも低い100%と50%との間の所定のデューティ率となるように、デューティ率100%側に向かって凸の指数曲線とデューティ率0%側に向かって凸の指数曲線とを連結するような曲線的なパターンをなすように上昇し、続いて100%のデューティ率まで瞬時に上昇するように制御する;ことを特徴とする5速自動変速機のキックダウン変速応答改善方法。
IPC (6件):
F16H 61/08 ( 200 6.01) ,  F16H 59/20 ( 200 6.01) ,  F16H 59/42 ( 200 6.01) ,  F16H 59/68 ( 200 6.01) ,  F16H 59/72 ( 200 6.01) ,  F16H 61/684 ( 200 6.01)
FI (6件):
F16H 61/08 ,  F16H 59:20 ,  F16H 59:42 ,  F16H 59:68 ,  F16H 59:72 ,  F16H 103:10
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (1件)

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