特許
J-GLOBAL ID:201103065193565180

メソポーラスシリカの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 衡田 直行 ,  北村 周彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-026698
公開番号(公開出願番号):特開2011-162391
出願日: 2010年02月09日
公開日(公表日): 2011年08月25日
要約:
【課題】全細孔容量及び比表面積が共に大きいメソポーラスシリカの製造方法を提供する。【解決手段】(A)シリカ鉱物含有岩石とアルカリ水溶液を混合して、pHが11.5以上のスラリーを得た後、固液分離して、Si等を含む液分と、固形分を得る工程と、(B)得られた液分と酸を混合して、液温を20〜70°Cに、かつpHを7.0以上、10.3以下に調整した後、固液分離を行い、SiO2を含む固形分と、液分を得る工程と、(C)得られた固形分と酸溶液を混合して、液温が5〜90°CでかつpHが1.3以下の酸性スラリーを調製し、固形分中に残存するAl等を溶解させた後、固液分離して、SiO2を含む固形分(全細孔容量:1.0cm3/g以上、BET比表面積:500m2/g以上)と、液分を得る工程、を含む。【選択図】図1
請求項(抜粋):
(A)シリカ鉱物含有岩石とアルカリ水溶液を混合して、pHが11.5以上のアルカリ性スラリーを調製し、上記シリカ鉱物含有岩石中のSi、Al、Feを液分中に溶解させた後、上記アルカリ性スラリーを固液分離して、Si、Al、Feを含む液分と、固形分を得るアルカリ溶解工程と、 (B)工程(A)で得られた液分と酸を混合して、液温を20〜70°Cに、かつpHを7.0以上、10.3以下に調整し、液分中のSiをゲルとして析出させた後、固液分離を行い、SiO2を含む固形分と、液分を得るシリカ回収工程と、 (C)工程(B)で得られたSiO2を含む固形分と酸溶液を混合して、液温が5〜90°CでかつpHが1.3以下の酸性スラリーを調製し、上記固形分中に残存するAl、Feを溶解させた後、上記酸性スラリーを固液分離して、SiO2を含む固形分と、Al、Feを含む液分を得る酸洗浄工程と、 を含むことを特徴とするメソポーラスシリカの製造方法。
IPC (1件):
C01B 37/02
FI (1件):
C01B37/02
Fターム (19件):
4G073BA63 ,  4G073BD21 ,  4G073CZ54 ,  4G073FB46 ,  4G073FC06 ,  4G073FC22 ,  4G073FC25 ,  4G073FD14 ,  4G073FD15 ,  4G073FD23 ,  4G073FD24 ,  4G073FE01 ,  4G073GA12 ,  4G073GA13 ,  4G073GA14 ,  4G073UA02 ,  4G073UA06 ,  4G073UA08 ,  4G073UB31

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