特許
J-GLOBAL ID:201103065630743000
重症心身障害者のためのコミュニケーション支援装置
発明者:
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出願人/特許権者:
,
代理人 (1件):
工藤 一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-168284
公開番号(公開出願番号):特開2011-022869
出願日: 2009年07月16日
公開日(公表日): 2011年02月03日
要約:
【課題】従来のコミュニケーション支援装置は、障害者に意思伝達の意図があることが前提であった。しかし、より重篤な障害を有する重症心身障害者においては、意思伝達の意図そのものが未発達あるいは不明確であるため、従来のコミュニケーション支援装置では十分ではないという課題がある。【解決手段】上記課題を解決するために、意思疎通が困難な障害者に与えられた刺激に対する障害者からのレスポンスを複数の生体情報を用いた演算に基づいて出力してコミュニケーションに役立てるためのコミュニケーション支援装置を提案する。【選択図】図2
請求項(抜粋):
意思疎通が困難な障害者に与えられた刺激に対する障害者からのレスポンスを複数の生体情報を用いた演算に基づいて出力してコミュニケーションに役立てるための装置であって、
意思疎通が困難な障害者の安静時の単位時間心拍数の測定結果の標準偏差値であるシグマを保持する保持部と、
前記障害者の鼓動タイミングを測定する測定部と、
測定部が測定中に現在時から過去にさかのぼって少なくとも常時(A+B)時間分の測定データをキャッシュするキャッシュ部と、
キャッシュ部にキャッシュされている測定データの後半のB時間分の後半単位時間心拍数を前記測定中は常時計算しつづける後半単位時間心拍数計算部と、
キャッシュ部にキャッシュされている測定データの前半のA時間分の前半単位時間心拍数を前記測定中は常時計算しつづける前半単位時間心拍数計算部と、
前半単位時間心拍数を中心として保持部に保持されている標準偏差値で区分したプラスマイナスシグマ以内領域である変化なし領域、プラスシグマを越える領域である加速反応領域、マイナスシグマ未満領域である減速反応領域のうち、どの領域に後半単位時間心拍数が位置するかを前記測定中は常時計算しつづける計算部と、
計算部での計算結果を、前記障害者とコミュニケーションをとろうとする者のために常時出力しつづけることが可能なインターフェイス部と、
を有するコミュニケーション支援装置。
IPC (2件):
FI (2件):
G06F3/01 310B
, A61G12/00 E
Fターム (2件):
引用特許:
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