特許
J-GLOBAL ID:201103068530587247

溶接熱影響部の靱性に優れた鋼材の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (5件): 植木 久一 ,  植木 久彦 ,  菅河 忠志 ,  伊藤 浩彰 ,  竹岡 明美
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-224302
公開番号(公開出願番号):特開2011-127220
出願日: 2010年10月01日
公開日(公表日): 2011年06月30日
要約:
【課題】入熱量が50kJ/mm以上の大入熱溶接を行なった場合であってもHAZ靱性に優れた鋼材の製造方法を提供する。【解決手段】C:0.02〜0.15%、Si:0.5%以下、Mn:2.5%以下、P:0.03%以下、S:0.02%以下、Al:0.05%以下、Ti:0.005〜0.10%、Zr:0.0005〜0.050%、REM:0.0003〜0.015%、Ca:0.0003〜0.010%、N:0.010%以下、O:0.0005〜0.010%を含有し、残部が鉄および不可避不純物からなる鋼材を製造する方法であって、Zr添加前の溶鋼中の溶存酸素量QOfを0.0005〜0.01質量%の範囲に調整し、その後にZrを添加するにあたり、前記溶存酸素量QOfとZr添加量QZrが下記式(1)を満足する量のZrを添加する。logQZr+2logQOf≦-7.50 ・・・(1)【選択図】図1
請求項(抜粋):
C :0.02〜0.15%(質量%の意味。以下成分について同じ。)、 Si:0.5%以下(0%を含まない)、 Mn:2.5%以下(0%を含まない)、 P :0.03%以下(0%を含まない)、 S :0.02%以下(0%を含まない)、 Al:0.05%以下(0%を含まない)、 Ti:0.005〜0.10%、 Zr:0.0005〜0.050%、 REM:0.0003〜0.015%、 Ca:0.0003〜0.010%、 N :0.010%以下(0%を含まない)、 O :0.0005〜0.010%を含有し、 残部が鉄および不可避不純物からなる鋼材を製造する方法であって、 Zr添加前の溶鋼中の溶存酸素量QOfを0.0005〜0.01質量%の範囲に調整し、その後にZrを添加するにあたり、前記溶存酸素量QOfとZr添加量QZrが下記式(1)を満足する量のZrを添加することを特徴とする溶接熱影響部の靱性に優れた鋼材の製造方法。 logQZr+2logQOf≦-7.50 ・・・(1)
IPC (6件):
C21C 7/04 ,  C21C 7/06 ,  C21C 7/10 ,  C22C 38/00 ,  C22C 38/14 ,  C22C 38/58
FI (6件):
C21C7/04 E ,  C21C7/06 ,  C21C7/10 A ,  C22C38/00 301B ,  C22C38/14 ,  C22C38/58
Fターム (4件):
4K013BA08 ,  4K013BA14 ,  4K013CE01 ,  4K013EA18
引用特許:
審査官引用 (4件)
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