特許
J-GLOBAL ID:201103068662173581

音声通信装置及びその通信方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 机 昌彦 (外2名)
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-365640
公開番号(公開出願番号):特開2001-184098
特許番号:特許第3468184号
出願日: 1999年12月22日
公開日(公表日): 2001年07月06日
請求項(抜粋):
【請求項1】 音声信号を入力し符号化音声信号として伝送路へ出力する音声通信送信装置と、前記伝送路を介して前記音声通信送信装置と接続され入力された符号化音声信号から合成音声信号を再生する音声通信受信装置とから成る音声通信装置において、前記音声通信送信装置が;予め定めた音声帯域を第1の分割数の帯域に分割し、その分割帯域のそれぞれについて所定周期のフレーム化された入力音声信号を線形予測分析して線形予測係数を出力する線形予測分析手段と;前記線形予測分析手段から出力される分割帯域ごとの前記線形予測係数をベクトル量子化する第1の量子化手段と;同じ分割帯域ごとの前記線形予測係数と前記入力音声信号とを受け、残差信号を抽出する逆フィルタ手段と;前記残差信号を第2の分割数の帯域に分割し、その分割帯域のそれぞれの残差信号に基づいて分割帯域ごとに音源信号を抽出する音源分析手段と;前記分割帯域ごとの音源信号からケプストラム信号を抽出するケプストラム分析手段と;前記ケプストラム信号を基に前記音源信号を補正する音源補正手段と;前記音源補正手段から出力される分割帯域ごとの補正された前記音源信号をベクトル量子化する第2の量子化手段と;前記第1の量子化手段から出力される分割帯域ごとの前記ベクトル量子化済線形予測係数をフレームを所定数分集成した大フレーム単位で蓄積するベクトル蓄積手段と;前記ベクトル蓄積手段に蓄積された複数のベクトル量子化済線形予測係数を互いに類似性のあるものとないものとに分離し、類似性ありとみなした複数のベクトル量子化済線形予測係数の中から一つのみを代表ベクトル量子化済線形予測係数として選択する類似度判定手段と;前記類似度判定手段から出力される前記代表ベクトル量子化済線形予測係数及び類似性ありとみなされなかった残りのベクトル量子化済線形予測係数と、前記第2の量子化手段から出力される分割帯域ごとの前記ベクトル量子化済音源信号とをそれぞれ多重化し符号化音声信号として出力する多重化手段と;を備え、前記音声通信受信装置が;前記音声通信送信装置からの符号化音声信号を受け、その信号から分割帯域ごとの代表ベクトル量子化済線形予測係数及び類似性ありとみなされなかった残りのベクトル量子化済線形予測係数と、当該分割帯域ごとのベクトル量子化済音源信号とをそれぞれ分離し、前記代表ベクトル量子化済線形予測係数を類似性ありとみなしたフレーム数分のベクトル量子化済線形予測係数として複製し、前記類似性ありとみなされなかった残りのベクトル量子化済線形予測係数とともに大フレーム分の値に復元した後、各ベクトル値をスカラー値に復元する分離手段と;前記分離手段から出力される分割帯域ごとの前記線形予測係数及び音源信号から全帯域分の合成音声信号を再生する合成手段と;を備えることを特徴とする音声通信装置。
IPC (3件):
G10L 19/12 ,  G10L 19/00 ,  H03M 7/30
FI (3件):
H03M 7/30 A ,  G10L 9/14 S ,  G10L 9/14 N
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 音声通信装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-264036   出願人:日本電気株式会社
  • 特公平7-031520
審査官引用 (2件)
  • 音声通信装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-264036   出願人:日本電気株式会社
  • 特公平7-031520

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