特許
J-GLOBAL ID:201103068838224510

抗体ライブラリーを作製およびスクリーニングするための新規な方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (5件): 勝沼 宏仁 ,  中村 行孝 ,  横田 修孝 ,  伊藤 武泰 ,  大森 未知子
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-536459
公開番号(公開出願番号):特表2011-505161
出願日: 2008年12月04日
公開日(公表日): 2011年02月24日
要約:
本発明は、抗体を産生することができる細胞のRNAから少なくとも1つの抗体の重鎖または軽鎖をコードするDNA配列を作製するための方法に関する。より詳しくは、本発明は、モノクローナル抗体ライブラリーの作製に関する。本発明はまた、癌を処置するためのモノクローナル抗体、好ましくはヒト抗体をスクリーニングするための抗体ライブラリーの使用に関する。
請求項(抜粋):
抗体、または抗体の重鎖および/もしくは軽鎖をコードするRNAを発現することができる細胞由来のRNAの抽出物または混合物から、少なくとも1つの抗体の重鎖または軽鎖をコードするDNA配列を作製する方法であって、少なくとも以下の工程: a)一次プライマー(I)を、抗体の重鎖または軽鎖をコードする少なくとも1つのRNA(ここでは「センス」RNAと表す)を含み得る該RNA抽出物または混合物と接触させる工程(この一次プライマーは該「センス」RNAの配列のフラグメントと特異的にハイブリダイズすることができ、このフラグメントは、該抗体の重鎖または軽鎖の定常領域Cをコードする配列に含まれる); b)該一次プライマー(I)から、「アンチセンス」cDNAと表される一本鎖cDNAを合成する工程; c)必要に応じて、工程a)で該RNAの配列のフラグメントとハイブリダイズされなかった一次プライマー(I)を除去する工程; d)該「アンチセンス」cDNAを、その5’末端と3’末端の間に共有結合を形成することによってアニーリングする工程; e)「センス」二次プライマーと表される二次プライマー(II)を、工程d)で得られた「アンチセンス」環状cDNAと接触させる工程(この「センス」二次プライマー(II)は、該「アンチセンス」環状cDNAとハイブリダイズすることができる); f)該二次プライマー(II)から該「アンチセンス」cDNAを増幅させる工程;および g)それにより増幅された「センス」相補的DNA直鎖を回収する工程 を含んでなる、方法。
IPC (3件):
C12N 15/09 ,  C12Q 1/68 ,  G01N 33/53
FI (3件):
C12N15/00 A ,  C12Q1/68 Z ,  G01N33/53 N
Fターム (42件):
4B024AA01 ,  4B024AA20 ,  4B024BA44 ,  4B024CA04 ,  4B024CA12 ,  4B024DA02 ,  4B024DA03 ,  4B024EA04 ,  4B024GA11 ,  4B024HA15 ,  4B024HA19 ,  4B063QA08 ,  4B063QA13 ,  4B063QQ08 ,  4B063QQ14 ,  4B063QQ46 ,  4B063QQ53 ,  4B063QR33 ,  4B063QR36 ,  4B063QR40 ,  4B063QR59 ,  4B063QR62 ,  4B063QR77 ,  4B063QR80 ,  4B063QS05 ,  4B063QS25 ,  4B063QS34 ,  4B063QS38 ,  4B064AG27 ,  4B064CA10 ,  4B064CA19 ,  4B064CC24 ,  4B064DA01 ,  4B064DA13 ,  4B065AA90X ,  4B065AA93X ,  4B065AB01 ,  4B065AC14 ,  4B065BA02 ,  4B065CA25 ,  4B065CA44 ,  4B065CA46
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • エンドセリアーゼ-2リガンド
    公報種別:公表公報   出願番号:特願2006-523367   出願人:ダイアックスコーポレイション
  • 核酸増幅方法
    公報種別:公表公報   出願番号:特願2003-517293   出願人:バイオサイクリカアクチボラゲット, ランデグレンジーンテクノロジーアクチボラゲット
引用文献:
審査官引用 (5件)
  • BMC biotechnology. 2007 Jun, Vol.7, p.31(1-5)
  • BMC biotechnology. 2007 Jun, Vol.7, p.31(1-5)
  • Genome research. 2001, Vol.11, No.6, p.1095-1099
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