特許
J-GLOBAL ID:201103068970533220

大きい慣性を有する物体を駆動するのに適した油圧モータ用のバルブ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (5件): 吉武 賢次 ,  永井 浩之 ,  岡田 淳平 ,  名塚 聡 ,  森 秀行
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-561444
特許番号:特許第4637354号
出願日: 1999年07月21日
請求項(抜粋):
【請求項1】 大きい慣性を有する物体を駆動するのに適した少なくとも1つの油圧モータ(M)用のバルブ装置(10)であって、前記油圧モータが作動していないときは遮断される2つの主ダクト(112、114)すなわち流体供給ダクトおよび流体吐出ダクトと、内部の流体圧力が前記モータのフィード圧より低い補助ダクト(111)とを含む流体回路に接続されるように設計された油圧モータ(M)用のバルブ装置(10)であって、 前記バルブ装置(10)は、前記流体回路の2つの主ダクトのそれぞれに接続される第1および第2主ダクト(12、14)と、前記流体回路の補助ダクト(111)に接続される補助ダクト(15)と、を備え、 前記バルブ装置(10)は、前記バルブ装置(10)の前記第1および第2主ダクト(12、14)間に現れる流体の圧力差を要因として、第1の端部位置および第2の端部位置の間で移動させられるスライド(18)を備え、 前記スライド(18)の前記第1の端部位置においては、前記バルブ装置(10)の前記第1主ダクト(12)内の流体圧力が前記バルブ装置(10)の前記第2主ダクト(14)内の流体圧力よりも大きい状態で、前記バルブ装置(10)の前記第2主ダクトが前記バルブ装置(10)の補助ダクト(15)に接続される一方で前記バルブ装置(10)の前記第1主ダクト(12)が前記バルブ装置(10)の前記第2主ダクト(14)および前記バルブ装置(10)の前記補助ダクト(15)から隔離されており、前記スライド(18)の前記第2の端部位置においては、前記バルブ装置(10)の前記第2主ダクト(14)内の流体圧力が前記バルブ装置(10)の第1主ダクト(12)内の流体圧力よりも大きい状態で、前記バルブ装置(10)の前記第1主ダクト(12)が前記バルブ装置(10)の前記補助ダクト(15)に接続される一方で前記バルブ装置(10)の前記第2主ダクト(14)が前記バルブ装置(10)の前記第1主ダクト(12)および前記バルブ装置(10)の前記補助ダクト(15)から隔離されており、 前記スライド(18)は、前記バルブ装置(10)の前記第1および第2主ダクト(12、14)が接続されるボア(16)内で滑動するように設けられており、 前記バルブ装置(10)の前記補助ダクト(15)に連続的に接続された連通ダクト(17)が、前記バルブ装置(10)の前記第1および第2主ダクト(12、14)が前記ボア(16)に接続される接続領域間で延びる前記ボア(16)の一部分において、前記ボア(16)に接続され、 前記スライド(18)は、前記スライド(18)が前記第1端部位置にあるときには前記バルブ装置(10)の第2主ダクト(14)と連通ダクト(17)との間のリンクを形成し、前記スライド(18)が前記第2端部位置にあるときは前記バルブ装置(10)の第1主ダクト(12)と前記連通ダクト(17)との間のリンクを形成し、前記リンク内を流れる流体が、寸法規制された絞り手段(24)を通過するようにする、選択的連通を形成する手段(22、22’)を有しており、 前記スライド(18)は、前記スライド(18)が前記第1端部位置にあるときには前記バルブ装置(10)の前記第1主ダクト(12)を前記連通ダクト(17)から隔離し、前記スライド(18)が前記第2端部位置にあるときは前記バルブ装置(10)の前記第2主ダクト(14)を連通ダクト(17)から隔離する閉鎖手段(18A、18B)を有しており、 前記バルブ装置(10)の前記第1および第2主ダクト(12、14)内の圧力差の符号が変わったとき、前記第1および第2端部位置の一方から他方への移行速度を抑えることができる遅動手段(36、46、38、48)が設けられ、 前記遅動手段は、前記スライド(18)の第1および第2端部(18C、18D)のそれぞれに設けられた第1および第2制動室(36、38)を含み、 前記第1および第2制動室(36、38)は、少なくとも前記第1および第2制動室(36、38)室から流出する方向への流体の流れを抑えるように寸法規制された絞り手段(46、48)を介して、前記バルブ装置(10)の前記補助ダクト(15)と連続的に連通していることを特徴とするバルブ装置。
IPC (2件):
F15B 11/00 ( 200 6.01) ,  F16H 61/4131 ( 201 0.01)
FI (2件):
F15B 11/00 V ,  F16H 61/40 303
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 旋回用油圧装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-085060   出願人:株式会社クボタ
  • 慣性体反転防止装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-150259   出願人:日立建機株式会社
審査官引用 (2件)
  • 旋回用油圧装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-085060   出願人:株式会社クボタ
  • 慣性体反転防止装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-150259   出願人:日立建機株式会社

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