特許
J-GLOBAL ID:201103069250176191

積層コンデンサ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 長谷川 芳樹 ,  黒木 義樹 ,  三上 敬史 ,  石坂 泰紀
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-261071
公開番号(公開出願番号):特開2011-108785
出願日: 2009年11月16日
公開日(公表日): 2011年06月02日
要約:
【課題】ESRの向上を図りつつ、導通不良の発生を抑制できる積層コンデンサを提供する。【解決手段】積層コンデンサ1では、ESR制御部12の内部電極7と同一面に、積層体2の長手方向の端面2a,2bに接するダミー電極15を配置している。したがって、引出導体14のみで内部電極7と外部電極3との接続を行う場合に比べて、外部電極3に接する電極部分の接触面積が大きくなる。これにより、外部電極3と引出導体14との密着性を十分に確保できるので、導通不良の発生を抑制できる。ここで、積層コンデンサ1では、引出導体14とダミー電極15との離間幅W1が、引出導体14と外部電極3との接続幅W2未満となっている。このため、ダミー電極15Aと外部電極3Aとの接続幅W3を十分に拡大でき、外部電極3と引出導体14との密着性を極めて良好に保つことが可能となる。【選択図】図5
請求項(抜粋):
誘電体層を介在させて複数の内部電極が積層された積層体と、 前記積層体における長手方向の一端面に形成された第1の外部電極、及び他端面に形成された第2の外部電極と、 前記積層体の前記各端面と交差する側面に互いに対向するようにそれぞれ形成された第1の端子導体及び第2の端子導体と、を備え、 前記積層体は、 第1の極性に接続される第1の内部電極と、第2の極性に接続される第2の内部電極とが少なくとも一層の前記誘電体層を挟んで交互に配置されてなる静電容量部と、 前記静電容量部の積層方向の一方側及び他方側の少なくとも一方に配置され、前記第1の極性に接続される第3の内部電極と、前記静電容量部の積層方向の一方側及び他方側の少なくとも一方に配置され、前記第2の極性に接続される第4の内部電極とを有してなるESR制御部と、を有し、 前記静電容量部において、 前記第1の内部電極は、第1の引出導体を介して前記第1の端子導体にのみ接続され、 前記第2の内部電極は、第2の引出導体を介して前記第2の端子導体にのみ接続され、 前記ESR制御部において、 前記第3の内部電極は、第3の引出導体を介して前記第1の端子導体に接続されていると共に、第4の引出導体を介して前記第1の外部電極に接続され、 前記第4の内部電極は、第5の引出導体を介して前記第2の端子導体に接続されていると共に、第6の引出導体を介して前記第2の外部電極に接続され、 前記第3の内部電極と同一面には、前記積層体の前記一端面に接し、かつ前記第3の内部電極、前記第3の引出導体、及び前記第4の引出導体から離間するように配置された第1のダミー電極が設けられ、 前記第4の内部電極と同一面には、前記積層体の前記他端面に接し、かつ前記第4の内部電極、前記第5の引出導体、及び前記第6の引出導体から離間するように配置された第2のダミー電極が設けられ、 前記第4の引出導体と前記第1のダミー電極との離間幅は、前記第4の引出導体と前記第1の外部電極との接続幅未満となっており、かつ前記第6の引出導体と前記第2のダミー電極との離間幅は、前記第6の引出導体と前記第2の外部電極との接続幅未満となっていることを特徴とする積層コンデンサ。
IPC (2件):
H01G 4/12 ,  H01G 4/30
FI (4件):
H01G4/12 352 ,  H01G4/30 301B ,  H01G4/30 301C ,  H01G4/30 301F
Fターム (11件):
5E001AB03 ,  5E001AE02 ,  5E001AE03 ,  5E001AJ01 ,  5E082AA01 ,  5E082AB03 ,  5E082BB07 ,  5E082EE04 ,  5E082FF05 ,  5E082FG04 ,  5E082GG10
引用特許:
出願人引用 (5件)
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審査官引用 (5件)
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