特許
J-GLOBAL ID:201103071209322526

車両用障害物警報装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 西川 惠清 ,  森 厚夫
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-295960
公開番号(公開出願番号):特開2001-118198
特許番号:特許第4113313号
出願日: 1999年10月18日
公開日(公表日): 2001年04月27日
請求項(抜粋):
【請求項1】 車両に設置されて車両周辺に存在する障害物の位置を検出する障害物位置検出手段と、障害物位置検出手段によって検出された障害物の位置から車両までの最短距離を算定する距離算定手段と、車両の進行方向を検出する進行方向検出手段と、ステアリングの操舵角を検出する操舵角検出手段と、進行方向検出手段並びに操舵角検出手段の検出結果に基づいて車両の進行軌跡を算定する進行軌跡算定手段と、障害物位置検出手段によって検出された障害物の位置と進行軌跡算定手段によって算定された進行軌跡を比較して車両の障害物への衝突可能性を判定する衝突判定手段と、衝突可能性並びに距離算定手段によって算定された最短距離に応じて運転者に警報を発する報知手段とを備え、 障害物位置検出手段は、超音波信号を送信並びに受信する超音波送受信器と、超音波信号を受信する超音波受信器と、超音波送受信器により送信された超音波の送信開始時刻から障害物によって反射された反射波が超音波送受信器並びに超音波受信器で受信されるまでの経過時間を測定する時間測定手段と、時間測定手段により測定された時間に基づいて障害物までの距離を計算する距離計算手段と、時間測定手段により測定された超音波送受信器並びに超音波受信器の経過時間の差分から超音波送受信器と超音波受信器を結ぶ線分の中点を起点とし当該線分の垂直二等分線と反射波の到来方向とのなす角度を計算する角度計算手段とを有し、 障害物位置検出手段により、最短距離が所定の範囲内であって直進時における車両左側の進行軌跡線並びにステアリングの操舵角が右方向最大となる状態での前進時における車両左側の進行軌跡線によって囲まれる領域、又は最短距離が所定の範囲内であって直進時における車両右側の進行軌跡線並びにステアリングの操舵角が左方向最大となる状態での前進時における車両右側の進行軌跡線によって囲まれる領域、又は最短距離が所定の範囲内であって直進時における車両左側の進行軌跡線並びにステアリングの操舵角が右方向最大となる状態での後退時における車両左側の進行軌跡線によって囲まれる領域、又は最短距離が所定の範囲内であって直進時における車両右側の進行軌跡線並びにステアリングの操舵角が左方向最大となる状態での後退時における車両右側の進行軌跡線によって囲まれる領域に障害物が存在することを検出した場合に、衝突判定手段は、操舵角が最大となるまでに障害物を回避可能とする衝突可能性を判定すると共に、 超音波送受信器及び超音波受信器の両方の受信可能領域を、超音波送受信器からの距離と上記角度計算手段によって計算された角度によって複数のセグメントに分割して構成し、超音波送受信器及び超音波受信器で反射波を受信した場合、いずれのセグメントに障害物が存在するかを、超音波送受信器の受信時刻から距離計算手段によって計算された距離と上記角度計算手段によって計算された角度から算定し、距離算定手段は、そのセグメントから車両までの最短距離を算定結果とすることを特徴とする車両用障害物警報装置。
IPC (6件):
G08G 1/16 ( 200 6.01) ,  B60R 21/00 ( 200 6.01) ,  G01S 15/42 ( 200 6.01) ,  G01S 15/60 ( 200 6.01) ,  G01S 15/93 ( 200 6.01) ,  G08B 21/00 ( 200 6.01)
FI (11件):
G08G 1/16 C ,  B60R 21/00 621 E ,  B60R 21/00 624 E ,  B60R 21/00 626 B ,  B60R 21/00 626 C ,  B60R 21/00 626 G ,  G01S 15/42 ,  G01S 15/60 ,  G01S 15/93 ,  G08B 21/00 N ,  G08B 21/00 U
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特開平1-232279
  • 障害物検知装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-300031   出願人:三菱電機エンジニアリング株式会社, 三菱電機株式会社
  • 超音波距離測定装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-341057   出願人:安部貞好
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