特許
J-GLOBAL ID:201103071424492408

誤り補償方法、並びに該方法を用いた誤り補償装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山本 恵一
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-012092
公開番号(公開出願番号):特開2000-216813
特許番号:特許第3520793号
出願日: 1999年01月20日
公開日(公表日): 2000年08月04日
請求項(抜粋):
【請求項1】 有線又は無線を介し送信局及び受信局間で連続してパケットを通信するシステムにおいて、伝送されるパケットにはシーケンス番号が付与されており、前記受信局では制御回線にてパケットの受信状態に関する制御情報を前記送信局に通知し、前記送信局は入力されたパケットを一旦送信バッファに蓄積し該制御情報に応じてパケットの再送又は新規パケットの送信を行う誤り補償方法であって、前記送信局は現在時刻を管理するモジュロMの周期を持つタイムスタンプカウンタを備え、シーケンス番号iのパケットの入力時刻をタイムスタンプ値TS(i)としてパケットと共に記録しておき、所定の周期又は適当なタイミングで、受信局での正常受信が未確認の最古のパケット又はこれから送信を行う予定のパケットのタイムスタンプ値TS(k)を取得し、このタイムスタンプ値TS(k)と現在時刻Tcの差分である遅延時間δTをδT=Tc-TS(k)又はδT=Tc-TS(k)+MのうちのM>δT≧0となるδTにより算出し、この遅延時間がM>T1>0なる所定の閾値T1に対しδT>T1となる場合には伝送異常状態として状態を管理し、伝送状態が正常な状態に回復するまでの間は一時的に、前記受信局から受信した制御情報内に記載されたパケットの再送要求を無視しその際に再送を行わず、送信バッファ内に蓄積中の未送信の新規パケットを順次送出し、更に送信局は、伝送状態が正常であるか伝送異常状態であるかの状態表示ビットをパケットに付加して伝送することにより前記受信局側に前記送信局側の伝送状態を通知することを特徴とする誤り補償方法。
IPC (1件):
H04L 12/56
FI (1件):
H04L 12/56 Z
引用特許:
審査官引用 (1件)

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