特許
J-GLOBAL ID:201103071431985266
組換え毒素フラグメント
発明者:
,
,
,
,
,
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
進藤 卓也
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-229133
公開番号(公開出願番号):特開2011-045377
出願日: 2010年10月08日
公開日(公表日): 2011年03月10日
要約:
【課題】クロストリジウム菌毒素の生成および取扱いに伴う問題を克服または少なくとも改善すること。【解決手段】第1ドメインおよび第2ドメインを含む一本鎖ポリペプチドが提供される。第1ドメインは、エキソサイトーシスに必須の1以上の小胞または形質膜結合タンパク質を切断し得るクロストリジウム菌神経毒素軽鎖またはそのフラグメントもしくは改変体であり;そして第2ドメインは、ポリペプチドを細胞にトランスロケートする、第1ドメイン自体の溶解性と比較してポリペプチドの溶解性を増加させる、またはその両方であり得るクロストリジウム菌神経毒素重鎖HN部分またはそのフラグメントもしくは改変体、および別のペプチド上に存在する分子クランプペプチド相補配列と非共有結合性の結合を形成する分子クランプペプチド配列であり、それによって第2ドメインを別のペプチドにカップリングさせる。【選択図】なし
請求項(抜粋):
第1ドメインおよび第2ドメインを含む一本鎖ポリペプチドであって:
該第1ドメインが、クロストリジウム菌神経毒素軽鎖またはそのフラグメントもしくは改変体であり、該第1ドメインが、エキソサイトーシスに必須の1以上の小胞または形質膜結合タンパク質を切断することが可能であり;そして
該第2ドメインが、以下であり:
(i)クロストリジウム菌神経毒素重鎖HN部分またはそのフラグメントもしくは改変体であり、該第2ドメインが、
(a)該ポリペプチドを細胞にトランスロケートし、または
(b)該第1ドメイン自体の溶解性と比較して該ポリペプチドの溶解性を増加させ、または
(c)該ポリペプチドを細胞にトランスロケートしそして該第1ドメイン自体の溶解性と比較して該ポリペプチドの溶解性を増加させる両方が可能であり;および
(ii)分子クランプペプチド配列であり、該分子クランプペプチド配列が、別のペプチド上に存在する分子クランプペプチド相補配列と非共有結合を形成し、それによって該第2ドメインを該別のペプチドにカップリングさせ、
そして該第2ドメインが、HCと命名されたクロストリジウム菌神経毒素重鎖の機能的C末端部分を欠き、それによって該ポリペプチドが、天然のクロストリジウム菌神経毒素が結合する天然の細胞表面レセプターである細胞表面レセプターに結合できなくなる、
ポリペプチド。
IPC (6件):
C12N 15/09
, C07K 14/33
, C07K 19/00
, A61K 38/00
, A61K 39/00
, A61P 43/00
FI (6件):
C12N15/00 A
, C07K14/33
, C07K19/00
, A61K37/02
, A61K39/00 H
, A61P43/00 105
Fターム (32件):
4B024AA01
, 4B024BA02
, 4B024BA14
, 4B024BA38
, 4B024CA07
, 4B024DA06
, 4B024EA04
, 4B024FA02
, 4B024GA11
, 4B024HA03
, 4B024HA09
, 4C084AA01
, 4C084AA07
, 4C084AA13
, 4C084CA53
, 4C084DA33
, 4C084NA14
, 4C084ZB212
, 4C085AA03
, 4C085BA12
, 4C085CC07
, 4C085DD62
, 4C085EE03
, 4H045AA10
, 4H045AA20
, 4H045AA30
, 4H045BA41
, 4H045DA38
, 4H045DA83
, 4H045DA89
, 4H045EA29
, 4H045FA74
引用特許:
出願人引用 (1件)
-
組換え毒素フラグメント
公報種別:公表公報
出願番号:特願平10-510524
出願人:マイクロバイオロジカルリサーチオーソリティシーエイエムアール(センターフォーアプライドマイクロバイオロジーアンドリサーチ), ザスペイウッドラボラトリリミテッド
審査官引用 (1件)
-
組換え毒素フラグメント
公報種別:公表公報
出願番号:特願平10-510524
出願人:マイクロバイオロジカルリサーチオーソリティシーエイエムアール(センターフォーアプライドマイクロバイオロジーアンドリサーチ), ザスペイウッドラボラトリリミテッド
引用文献:
出願人引用 (3件)
-
Journal of Immunological Methods, 200205, Vol.263, p.111-121
-
Gene, 1993, Vol.137, p.69-75
-
J. Biol. Chem., 2000, Vol.275, No.22, p.17000-17007
審査官引用 (3件)
-
Journal of Immunological Methods, 200205, Vol.263, p.111-121
-
Gene, 1993, Vol.137, p.69-75
-
J. Biol. Chem., 2000, Vol.275, No.22, p.17000-17007
前のページに戻る