特許
J-GLOBAL ID:201103071661916239

CETP阻害剤としての4-アミノ置換-2-置換-1,2,3,4-テトラヒドロキノリン

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (6件): 社本 一夫 ,  今井 庄亮 ,  増井 忠弐 ,  小林 泰 ,  富田 博行 ,  栗田 忠彦
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-574075
特許番号:特許第3561474号
出願日: 1999年09月10日
請求項(抜粋):
【請求項1】式I;;化1::(式中、R1は、Y、W-XまたはW-Yであり;ここにおいて、Wは、カルボニル、チオカルボニル、スルフィニルまたはスルホニルであり;Xは、-O-Y、-S-Y、-N(H)-Yまたは-N-(Y)2であり;Yは、それぞれの場合に独立して、Z、または完全飽和、部分不飽和または完全不飽和の1〜10員直鎖または分岐状炭素鎖であり、ここにおいて、連結している炭素以外の炭素は、酸素、硫黄および窒素より独立して選択される1個または2個のヘテロ原子で置き換えられていてよく、そして該炭素はハロで独立して一、二または三置換されていてよく、該炭素はヒドロキシで一置換されていてよく、該炭素はオキソで一置換されていてよく、該硫黄はオキソで一または二置換されていてよく、該窒素はオキソで一または二置換されていてよく、そして該炭素鎖はZで一置換されていてよく;Zは、酸素、硫黄および窒素より独立して選択される1〜4個のヘテロ原子を有していてよい部分飽和、完全飽和または完全不飽和の3〜8員環、または窒素、硫黄および酸素より独立して選択される1〜4個のヘテロ原子を有していてよい、独立して得られる2個の縮合した部分飽和、完全飽和または完全不飽和の3〜6員環から成る二環式環であり;ここにおいて、該Z置換基は、ハロ、(C2-C6)アルケニル、(C1-C6)アルキル、ヒドロキシ、(C1-C6)アルコキシ、(C1-C4)アルキルチオ、アミノ、ニトロ、シアノ、オキソ、カルボキシ、(C1-C6)アルキルオキシカルボニル、モノ-N-またはジ-N,N-(C1-C6)アルキルアミノで独立して一、二または三置換されていてよく、ここにおいて、該(C1-C6)アルキル置換基は、ハロ、ヒドロキシ、(C1-C6)アルコキシ、(C1-C4)アルキルチオ、アミノ、ニトロ、シアノ、オキソ、カルボキシ、(C1-C6)アルキルオキシカルボニル、モノ-N-またはジ-N,N-(C1-C6)アルキルアミノで独立して一、二または三置換されていてよく、該(C1-C6)アルキル置換基は、1〜9個のフッ素で置換されていてもよく;R2は、部分飽和、完全飽和または完全不飽和の1〜6員直鎖または分岐状炭素鎖であり、ここにおいて、連結している炭素以外の炭素は、酸素、硫黄および窒素より独立して選択される1個または2個のヘテロ原子で置き換えられていてよく、ここにおいて、該炭素原子はハロで独立して一、二または三置換されていてよく、該炭素はオキソで一置換されていてよく、該炭素はヒドロキシで一置換されていてよく、該硫黄はオキソで一または二置換されていてよく、該窒素はオキソで一または二置換されていてよく;または該R2は、酸素、硫黄および窒素より独立して選択される1〜2個のヘテロ原子を有していてよい部分飽和、完全飽和または完全不飽和の3〜7員環であり、ここにおいて、該R2環は、(C1-C4)アルキルによって結合していてよく;ここにおいて、該R2環は、ハロ、(C2-C6)アルケニル、(C1-C6)アルキル、ヒドロキシ、(C1-C6)アルコキシ、(C1-C4)アルキルチオ、アミノ、ニトロ、シアノ、オキソ、カルボキシ、(C1-C6)アルキルオキシカルボニル、モノ-N-またはジ-N,N-(C1-C6)アルキルアミノで独立して一、二または三置換されていてよく、ここにおいて、該(C1-C6)アルキル置換基は、ハロ、ヒドロキシ、(C1-C6)アルコキシ、(C1-C4)アルキルチオ、オキソまたは(C1-C6)アルキルオキシカルボニルで独立して一、二または三置換されていてよく;R3は、水素またはQであり;ここにおいて、Qは、完全飽和、部分不飽和または完全不飽和の1〜6員直鎖または分岐状炭素鎖であり、ここにおいて、連結している炭素以外の炭素は、酸素、硫黄および窒素より選択される1個のヘテロ原子で置き換えられていてよく、そして該炭素はハロで独立して一、二または三置換されていてよく、該炭素はヒドロキシで一置換されていてよく、該炭素はオキソで一置換されていてよく、該硫黄はオキソで一または二置換されていてよく、該窒素はオキソで一または二置換されていてよく、そして該炭素鎖はVで一置換されていてよく;ここにおいて、Vは、酸素、硫黄および窒素より独立して選択される1〜4個のヘテロ原子を有していてよい部分飽和、完全飽和または完全不飽和の3〜8員環、または窒素、硫黄および酸素より独立して選択される1〜4個のヘテロ原子を有していてよい、独立して得られる2個の縮合した部分飽和、完全飽和または完全不飽和の3〜6員環から成る二環式環であり;ここにおいて、該V置換基は、ハロ、(C1-C6)アルキル、(C2-C6)アルケニル、ヒドロキシ、(C1-C6)アルコキシ、(C1-C4)アルキルチオ、アミノ、ニトロ、シアノ、オキソ、カルボキサモイル、モノ-N-またはジ-N,N-(C1-C6)アルキルカルボキサモイル、カルボキシ、(C1-C6)アルキルオキシカルボニル、モノ-N-またはジ-N,N-(C1-C6)アルキルアミノで独立して一、二、三または四置換されていてよく、ここにおいて、該(C1-C6)アルキル置換基または(C2-C6)アルケニル置換基は、ヒドロキシ、(C1-C6)アルコキシ、(C1-C4)アルキルチオ、アミノ、ニトロ、シアノ、オキソ、カルボキシ、(C1-C6)アルキルオキシカルボニル、モノ-N-またはジ-N,N-(C1-C6)アルキルアミノで独立して一、二または三置換されていてよく、該(C1-C6)アルキル置換基または(C2-C6)アルケニル置換基は、1〜9個のフッ素で置換されていてもよく;R4は、シアノ、ホルミル、W1Q1、W1V1、(C1-C4)アルキレンV1またはV2であり;ここにおいて、W1は、カルボニル、チオカルボニル、SOまたはSO2であり;Q1は、完全飽和、部分不飽和または完全不飽和の1〜6員直鎖または分岐状炭素鎖であり、ここにおいて、それら炭素は、酸素、硫黄および窒素より選択される1個のヘテロ原子で置き換えられていてよく、そして該炭素はハロで独立して一、二または三置換されていてよく、該炭素はヒドロキシで一置換されていてよく、該炭素はオキソで一置換されていてよく、該硫黄はオキソで一または二置換されていてよく、該窒素はオキソで一または二置換されていてよく、そして該炭素鎖はV1で一置換されていてよく;V1は、酸素、硫黄および窒素より独立して選択される1〜2個のヘテロ原子を有していてよい部分飽和、完全飽和または完全不飽和の3〜6員環、または窒素、硫黄および酸素より独立して選択される1〜4個のヘテロ原子を有していてよい、独立して得られる2個の縮合した部分飽和、完全飽和または完全不飽和の3〜6員環から成る二環式環であり;ここにおいて、該V1置換基は、ハロ、(C1-C6)アルキル、(C1-C6)アルコキシ、ヒドロキシ、オキソ、アミノ、ニトロ、シアノ、(C1-C6)アルキルオキシカルボニル、モノ-N-またはジ-N,N-(C1-C6)アルキルアミノで独立して一、二、三または四置換されていてよく、ここにおいて、該(C1-C6)アルキル置換基はオキソで一置換されていてよく、該(C1-C6)アルキル置換基は、1〜9個のフッ素で置換されていてもよく;V2は、酸素、硫黄および窒素より独立して選択される1〜4個のヘテロ原子を含有する部分飽和、完全飽和または完全不飽和の5〜7員環であり;ここにおいて、該V2置換基は、ハロ、(C1-C2)アルキル、(C1-C2)アルコキシ、ヒドロキシまたはオキソで独立して一、二または三置換されていてよく、ここにおいて、該(C1-C2)アルキルは、1〜5個のフッ素を有していてよく;そしてR4は、C4窒素に直接結合したオキシカルボニルを含むことはなく;R3はVを含有すべきであるかまたはR4がV1を含有すべきであり;R5、R6、R7およびR8は、独立して、水素、結合、ニトロまたはハロであり、ここにおいて、該結合は、T、または部分飽和、完全飽和または完全不飽和の(C1-C12)直鎖または分岐状炭素鎖で置換され、ここにおいて、炭素は、酸素、硫黄および窒素より独立して選択される1個または2個のヘテロ原子で置き換えられていてよく、該炭素原子はハロで独立して一、二または三置換されていてよく、該炭素はヒドロキシで一置換されていてよく、該炭素はオキソで一置換されていてよく、該硫黄はオキソで一または二置換されていてよく、該窒素はオキソで一または二置換されていてよく、そして該炭素鎖はTで一置換されていてよく;ここにおいて、Tは、酸素、硫黄および窒素より独立して選択される1〜4個のヘテロ原子を有していてよい部分飽和、完全飽和または完全不飽和の3〜12員環、または窒素、硫黄および酸素より独立して選択される1〜4個のヘテロ原子を有していてよい、独立して得られる2個の縮合した部分飽和、完全飽和または完全不飽和の3〜6員環から成る二環式環であり;ここにおいて、該T置換基は、ハロ、(C1-C6)アルキル、(C2-C6)アルケニル、ヒドロキシ、(C1-C6)アルコキシ、(C1-C4)アルキルチオ、アミノ、ニトロ、シアノ、オキソ、カルボキシ、(C1-C6)アルキルオキシカルボニル、モノ-N-またはジ-N,N-(C1-C6)アルキルアミノで独立して一、二または三置換されていてよく、ここにおいて、該(C1-C6)アルキル置換基は、ヒドロキシ、(C1-C6)アルコキシ、(C1-C4)アルキルチオ、アミノ、ニトロ、シアノ、オキソ、カルボキシ、(C1-C6)アルキルオキシカルボニル、モノ-N-またはジ-N,N-(C1-C6)アルキルアミノで独立して一、二または三置換されていてよく、該(C1-C6)アルキル置換基は、1〜9個のフッ素を有していてもよく;R5およびR6、またはR6およびR7、および/またはR7およびR8は、一緒になっていてもよく、窒素、硫黄および酸素より独立して選択される1〜3個のヘテロ原子を有していてよい部分飽和または完全不飽和の4〜8員環である少なくとも一つの環を形成することがあり;ここにおいて、R5およびR6、またはR6およびR7、および/またはR7およびR8によって形成される該環は、ハロ、(C1-C6)アルキル、(C1-C4)アルキルスルホニル、(C2-C6)アルケニル、ヒドロキシ、(C1-C6)アルコキシ、(C1-C4)アルキルチオ、アミノ、ニトロ、シアノ、オキソ、カルボキシ、(C1-C6)アルキルオキシカルボニル、モノ-N-またはジ-N,N-(C1-C6)アルキルアミノで独立して一、二または三置換されていてよく、ここにおいて、該(C1-C6)アルキル置換基は、ヒドロキシ、(C1-C6)アルコキシ、(C1-C4)アルキルチオ、アミノ、ニトロ、シアノ、オキソ、カルボキシ、(C1-C6)アルキルオキシカルボニル、モノ-N-またはジ-N,N-(C1-C6)アルキルアミノで独立して一、二または三置換されていてよく、該(C1-C6)アルキル置換基は、1〜9個のフッ素を有していてもよい)を有する化合物、そのプロドラッグ(ここでプロドラッグとは、当該化合物がカルボキシ基を有する場合において、当該カルボキシ基の遊離の水素原子を、(C1-C4)アルキル、(C2-C7)アルカノイルオキシメチル、4〜9個の炭素原子をもつ1-(アルカノイルオキシ)エチル、5〜10個の炭素原子をもつ1-メチル-1-(アルカノイルオキシ)エチル、3〜6個の炭素原子をもつアルコキシカルボニルオキシメチル、4〜7個の炭素原子をもつ1-(アルコキシカルボニルオキシ)エチル、5〜8個の炭素原子をもつ1-メチル-1-(アルコキシカルボニルオキシ)エチル、3〜9個の炭素原子をもつN-(アルコキシカルボニル)アミノメチル、4〜10個の炭素原子をもつ1-(N-(アルコキシカルボニル)アミノ)エチル、3-フタリジル、4-クロトノラクトニル、ガンマ-ブチロラクトン-4-イル、ジ-N,N-(C1-C2)アルキルアミノ(C2-C3)アルキル、カルバモイル-(C1-C2)アルキル、N,N-ジ(C1-C2)アルキルカルバモイル-(C1-C2)アルキル、もしくはピペリジノ、ピロリジノまたはモルホリノ(C2-C3)アルキルによって置換した化合物である。)、または該化合物または該プロドラッグの薬学的に許容しうる塩。
IPC (11件):
C07D 215/16 ,  A61K 31/4706 ,  A61K 31/473 ,  A61K 45/00 ,  A61P 3/04 ,  A61P 3/06 ,  A61P 9/00 ,  A61P 9/10 ,  A61P 9/12 ,  A61P 31/00 ,  C07D 221/06
FI (11件):
C07D 215/16 ,  A61K 31/4706 ,  A61K 31/473 ,  A61K 45/00 ,  A61P 3/04 ,  A61P 3/06 ,  A61P 9/00 ,  A61P 9/10 ,  A61P 9/12 ,  A61P 31/00 ,  C07D 221/06
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • シクロアルカノ-ピリジン類
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-190736   出願人:バイエル・アクチエンゲゼルシヤフト
  • 特開平3-034969

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