特許
J-GLOBAL ID:201103071730691619

自動閉止式の引戸

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 千葉 茂雄
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-267843
公開番号(公開出願番号):特開2001-090421
特許番号:特許第4212733号
出願日: 1999年09月21日
公開日(公表日): 2001年04月03日
請求項(抜粋):
【請求項1】 戸枠(1)と戸本体(2)との間に、戸本体(2)を閉じ操作する自動閉止装置(5)と、開放途中状態の戸本体(2)を自動閉止装置(5)の閉じ操作力に抗して開放保持する途中停止装置(S)と、途中停止装置(S)の途中停止機能を無効化し、あるいは有効な状態へ復帰切り換えする切換装置(T)が設けてある自動閉止式の引戸であって、 途中停止装置(S)は、戸本体(2)の開閉移行に伴って随伴回転する摩擦ローラ(21)と、摩擦ローラ(21)に外接するガイドレール(3)の転動面(22)と、転動面(22)と対向配置されて、摩擦ローラ(21)の転動軌跡の中途部に狭隘部(G)を形成する摩擦体(23)と、摩擦ローラ(21)および摩擦体(23)を収容するハウジング(20)とを有し、 摩擦ローラ(21)を支持する軸(24)は、ハウジング(20)の前後壁に設けたガイド溝(25)と、ガイド溝(25)の左右両端に設けた上り傾斜状の逃げ溝(26)に沿って左右移動でき、 摩擦体(23)はばね腕(29)を有し、摩擦ローラ(21)とばね腕(29)と転動面(22)との三者間の摩擦作用によって、戸本体(2)を任意の開放位置において停止保持できるよう構成されており、 切換装置(T)は、ハウジング(34)と、ハウジング(34)で上下スライド自在に案内支持されて、上方の作動位置と下方の待機位置との間をスライドする作動体(35)と、 作動体(35)を上方の作動位置へ向かって押し上げ付勢するばね(36)と、 作動体(35)に固定される切換具(38)と、 作動体(35)をばね(36)の付勢力に抗して下方の待機位置においてロック保持するロック機構(39)と、 作動体(35)をばね(36)の押し上げ力に抗して引き下げ操作する操作体(40)とを備えており、 切換具(38)は、作動体(35)の上面に固定されるベース壁(46)と、途中停止装置(S)のハウジング(20)を前後から挟むように配置される前後一対の操作腕(47)とを備えており、 前記操作腕(47)の水平の腕部上面に、摩擦ローラ(21)を転動面(22)から分離操作する山形のカム(48)が設けられており、 作動体(35)を操作体(40)で作動位置に切り換え操作した状態において、操作腕(47)のカム(48)が摩擦ローラ(21)の軸(24)に接当して、摩擦ローラ(21)をガイド溝(25)の側端の逃げ溝(26)において保持固定し、ローラー周面が転動面(22)から分離操作されて、途中停止装置Sの途中停止機能を無効化できるよう構成されており、 作動体(35)を操作体(40)で待機位置に切り換え操作した状態において、操作腕(47)はガイド溝(25)より下方に位置していて、途中停止装置(S)の途中停止機能を有効化できるよう構成してあることを特徴とする自動閉止式の引戸。
IPC (3件):
E05C 17/60 ( 200 6.01) ,  E05F 1/02 ( 200 6.01) ,  E05F 5/00 ( 200 6.01)
FI (3件):
E05C 17/60 Z ,  E05F 1/02 B ,  E05F 5/00 D
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • フリーストップ解除装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-334887   出願人:日本電気精器株式会社
  • 扉キャッチ装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-058087   出願人:株式会社ムラコシ精工
  • 特開平4-242613

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