特許
J-GLOBAL ID:201103072125758643

エピクロロヒドリンの製造及び精製用プロセス及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (6件): 青木 篤 ,  石田 敬 ,  古賀 哲次 ,  小林 良博 ,  出野 知 ,  蛯谷 厚志
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-548757
公開番号(公開出願番号):特表2011-513311
出願日: 2009年01月22日
公開日(公表日): 2011年04月28日
要約:
エピクロロヒドリンの精製のためのプロセス及び装置が開示されている。このプロセスは、エピクロロヒドリン、ジクロロヒドリン(群)及び1種又はそれ以上の他の物質を含有する供給流を蒸留及び/又は分別し、この液相流出物の少なくとも一部を、この液相流出物中の残留ジクロロヒドリン(群)をエピクロロヒドリンに転化するために、ジクロロヒドリン脱塩化水素プロセスに付し、そして蒸気相流出物から、精製されたエピクロロヒドリンを回収することを含む(ここで、工程(1)の蒸留/分別圧力及び/又は温度は、液相流出物中に少なくとも5重量%のエピクロロヒドリンを保有するように調節する)。精製されたエピクロロヒドリンを製造する装置は、脱塩化水素装置、第一の液体-蒸気接触装置及び留出物を脱塩化水素装置に循環する脱塩化水素装置に連結された第二の液体-蒸気接触装置を含む。利点には、エピクロロヒドリンの一層効率的な回収及び回収装置に於ける減少した資本投資を含む。
請求項(抜粋):
(1)エピクロロヒドリン、ジクロロヒドリン(群)、5重量%以下の、蒸留及び/又は分別圧力でのエピクロロヒドリンの沸点よりも高い、同じ圧力での沸点を有するジクロロヒドリン以外の1種又はそれ以上の物質並びに任意的に、蒸留及び/又は分別圧力でのエピクロロヒドリンの沸点より低いか又は同等の、同じ圧力での沸点を有するエピクロロヒドリン以外の1種又はそれ以上の物質を含む供給流を蒸留及び/又は分別し(ここで、蒸留及び/又は分別は、大気圧よりも低い圧力並びにエピクロロヒドリンを含む蒸気相流出物を、ジクロロヒドリン(群)、エピクロロヒドリン並びにエピクロロヒドリン及びジクロロヒドリン以外の1種又はそれ以上の物質を含む液相流出物から分離するのに充分な温度で実施する)、 (2)任意的に、エピクロロヒドリン及びジクロロヒドリン(群)以外の1種又はそれ以上の物質を、工程(1)の液相流出物の少なくとも一部から除去し、 (3)工程(1)の液相流出物の少なくとも一部を、この液相流出物のジクロロヒドリン(群)をエピクロロヒドリンに転化させるジクロロヒドリン脱塩化水素プロセスに付し、そして (4)精製されたエピクロロヒドリンを含む工程(1)の蒸気相流出物を回収する ことを含んでなり、 工程(1)の蒸留/分別圧力及び/若しくは温度を、工程(1)によって製造された液体流出物流中に少なくとも5重量%のエピクロロヒドリンを保有するように調節し、そして/又は工程(1)の蒸留/分別圧力及び/若しくは温度を、式:
IPC (1件):
C07D 303/20
FI (1件):
C07D303/20
Fターム (6件):
4C048AA01 ,  4C048BB04 ,  4C048BC01 ,  4C048CC01 ,  4C048UU05 ,  4C048XX02
引用特許:
審査官引用 (2件)

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