特許
J-GLOBAL ID:201103072184627595
列車位置検出装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
小島 俊郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-099331
公開番号(公開出願番号):特開2011-225188
出願日: 2010年04月23日
公開日(公表日): 2011年11月10日
要約:
【課題】簡単な構成で列車の走行位置を車上で高精度に検出する。【解決手段】速度発電機3からの信号によるTG位置とGPS受信機4からのGPS位置を比較して列車の位置を検出するとともに、検出した列車の位置を、加速度センサ5から出力する列車の上下振動信号と集音装置6から出力する音響信号の両方の波形特徴を抽出して車上装置2がレール継ぎ目や分岐部等の特異点を通過したときの特異点通過信号により補正して、GPS受信機4の測位精度が変化した場合、あるいは速度発電機3からの信号が車輪の空転や滑走などにより不正確になっても列車位置を補正して高精度に列車位置を検出する。【選択図】図2
請求項(抜粋):
列車に搭載された車上装置と速度発電機とGPS受信機と加速度センサ及び集音装置を有し、
前記GPS受信機は列車の絶対位置を検出し、前記加速度センサは列車の上下振動の変化を検出し、前記集音装置は列車がレール継ぎ目や分岐部等の特異点を通過するときの音の変化を検出し、
前記車上装置は距離積算部と特異点判定部と制御情報記憶部と列車位置検出部と列車位置補正部を有し、
前記距離積算部は前記速度発電機から入力する信号により列車が走行している距離を積算して前記列車位置検出部に出力し、
前記特異点判定部は前記加速度センサから出力する上下振動信号と前記集音装置から出力する音響信号を入力し、入力した上下振動信号及び音響信号の波形特徴を抽出し、あらかじめ設定されたレール継ぎ目や分岐部等の特異点における波形特徴パターンと比較し、入力した上下振動信号及び音響信号の波形特徴が設定された波形特徴パターンと一致又は近似したとき、列車がレール継ぎ目や分岐部等の特異点を通過したと判定して特異点通過信号を前記列車位置補正部に出力し、
前記制御情報記憶部には、あらかじめ測定して特定した位置補正用のレール継ぎ目位置と分岐部の位置を含む経路情報があらかじめ格納され、
前記列車位置検出部は前記距離積算部から入力する列車の走行距離と前記制御情報記憶部に格納された経路情報により列車の走行位置(以下、TG位置という)を算出し、算出したTG位置と前記GPS受信機から入力する列車の走行位置(以下、GPS位置という)とを比較し、TG位置とGPS位置とが一致又は近似している場合は、GPS位置を列車位置として決定し、TG位置とGPS位置とが近似していない場合は、算出したTG位置を列車位置として決定して前記列車位置補正部に出力し、
前記列車位置補正部は入力した列車位置により前記制御情報記憶部に格納された経路情報の特異点の位置を検索し、入力した列車位置が特異点近傍にあるとき、前記特異点判定部から入力する特異点通過信号により列車位置を補正することを特徴とする列車位置検出装置。
IPC (4件):
B61L 23/00
, B60L 3/00
, G01S 19/50
, G01S 19/45
FI (4件):
B61L23/00 Z
, B60L3/00 B
, G01S5/14 582
, G01S5/14 577
Fターム (26件):
5H115PA08
, 5H115PC02
, 5H115PG01
, 5H115PI01
, 5H115PI29
, 5H115PU01
, 5H115SE03
, 5H115SF05
, 5H115TB01
, 5H115TD03
, 5H115TD08
, 5H115TD16
, 5H115TD17
, 5H115TO02
, 5H115TR17
, 5H115TU07
, 5H115TZ08
, 5H161AA01
, 5H161NN11
, 5H161NN15
, 5J062BB01
, 5J062CC07
, 5J062DD21
, 5J062EE00
, 5J062FF01
, 5J062FF04
引用特許:
審査官引用 (6件)
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列車位置検出装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平10-163705
出願人:三菱電機株式会社
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移動体間相対位置検知システム
公報種別:公開公報
出願番号:特願平6-220179
出願人:東日本旅客鉄道株式会社, 株式会社日立製作所, 日立電子株式会社
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特開昭62-298717
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