特許
J-GLOBAL ID:201103072293083643

カップ状ワークの成形方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 橋本 剛 ,  小林 博通 ,  富岡 潔
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-196945
公開番号(公開出願番号):特開2001-025825
特許番号:特許第3807158号
出願日: 1999年07月12日
公開日(公表日): 2001年01月30日
請求項(抜粋):
【請求項1】 予め浅皿状もしくは不完全カップ状に成形された予備成形ワークにスピニング加工を施して、フランジ部と円筒胴部および底壁部とで略ハット形断面形状をなすカップ状ワークを成形する方法であって、 単一のスピニング成形ローラと協働して上記フランジ部および円筒胴部の成形を司るマンドレルとテールストックとで予備成形ワークのうち底壁部相当部を加圧拘束する第1の工程と、 上記第1の工程に続いてスピニング成形ローラの先端部をフランジ部に押し当てて、そのスピニング成形ローラをフランジ部の大径部側から小径部側に向かって移動させる第2の工程と、 上記第2の工程に続き最終的に上記スピニング成形ローラの側部成形面を円筒胴部に圧接させて、そのスピニング成形ローラとマンドレルとの加圧拘束状態による円筒胴部の成形をもってスピニング成形を完了する第3の工程と、 を含んでいて、 上記スピニング成形ローラをフランジ部の大径部側から小径部側に向かって移動させる第2の工程では、そのフランジ部の板厚を元の板厚よりも減少させる一方で、そのフランジ部の板厚減少に伴って発生した余肉材料をフランジ部と円筒胴部とのなすコーナー部に充填し、 上記スピニング成形ローラの側部成形面を円筒胴部に圧接させる第3の工程では、その側部成形面とマンドレルとの間隔が上記フランジ部側から底壁部側に向かって徐々に大きくなるようにその側部成形面を円筒胴部の軸線に対して傾斜させて、円筒胴部の板厚がフランジ部側から底壁部側に向かって徐々に大きくなるようにその円筒胴部を成形する一方で、上記フランジ部の板厚減少に伴って発生した余肉材料をフランジ部と円筒胴部とのなすコーナー部のみならず円筒胴部およびその円筒胴部と底壁部とのなすコーナー部にまでそれぞれ充填することを特徴とするカップ状ワークの成形方法。
IPC (1件):
B21D 22/16 ( 200 6.01)
FI (1件):
B21D 22/16 C
引用特許:
出願人引用 (1件) 審査官引用 (1件)

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