特許
J-GLOBAL ID:201103072423135721

2サイクル内燃機関のデトネーション抑止制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松本 英俊
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-266286
公開番号(公開出願番号):特開2001-090602
特許番号:特許第3743221号
出願日: 1999年09月20日
公開日(公表日): 2001年04月03日
請求項(抜粋):
【請求項1】2サイクル内燃機関のデトネーションを抑止して機関の出力トルクを正常値に回復させるように前記内燃機関の点火位置と前記内燃機関への燃料供給量とを制御する2サイクル内燃機関のデトネーション抑止制御方法であって、 前記内燃機関のクランク軸が該機関のシリンダ内のピストンの上死点に相応する位置から一定の角度回転する間の区間を判定区間として定めておき、 前記内燃機関のシリンダ内で正常な燃焼が行われたときに前記判定区間において生じる前記クランク軸の角加速度の少くとも1つのピーク位置のうち、前記判定区間の最終位置に最も近い位置で生じるピーク位置をデトネーションの判定基準位置として求めておき、 前記クランク軸が前記判定区間を回転する間に生じる前記クランク軸の角加速度の少くとも1つのピーク位置のうち、前記判定区間の最終位置に最も近い位置で生じるピーク位置をデトネーション判定用ピーク位置として検出して、該判定用ピーク位置が前記判定基準位置よりも進角した位置であるときに前記内燃機関でデトネーションが発生したと判定し、 前記デトネーションが発生したと判定されたときに、先ず前記内燃機関の点火位置を遅角させる点火位置遅角過程を行い、次いで前記内燃機関への燃料供給量を増加させる燃料増量過程を行って、前記デトネーションを抑止し、前記内燃機関の出力トルクを回復させることを特徴とする2サイクル内燃機関のデトネーション抑止制御方法。
IPC (4件):
F02D 45/00 ( 200 6.01) ,  F02D 41/22 ( 200 6.01) ,  F02P 5/152 ( 200 6.01) ,  F02P 5/153 ( 200 6.01)
FI (4件):
F02D 45/00 368 C ,  F02D 45/00 301 B ,  F02D 41/22 325 B ,  F02P 5/15 D
引用特許:
審査官引用 (1件)

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