特許
J-GLOBAL ID:201103072483403008

電子回路基板設計用CADシステムとそれに使用するプログラムを記憶した記録媒体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 菅原 正倫
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-082506
公開番号(公開出願番号):特開2000-276505
特許番号:特許第3769141号
出願日: 1999年03月25日
公開日(公表日): 2000年10月06日
請求項(抜粋):
【請求項1】 複数の配線層が絶縁層を介して積層されるとともに、その配線層に作り込まれた配線部が導通する被メッキ部位が基板表面に露出して形成される一方、該配線部が接続する通電用メタライズ層が側面に形成された電子回路基板を設計するためのCADシステムであって、配線部や被メッキ部位の図形である配線パターン図形の作図画面を表示する作図画面表示手段と、基板中に形成すべき配線層に対応する複数の作図レイヤを、前記作図画面に対して設定する作図レイヤ設定手段と、前記配線パターン図形の作図単位であるオブジェクトを前記作図レイヤに入力するオブジェクト入力手段と、異配線層間の配線部同士を接続するビアの図形を、それら配線層に対応する作図レイヤに入力するビア入力手段と、前記基板の主面外形に対応する基準領域と、前記通電用メタライズ層に対応する通電接続領域を含んだ形で前記基準領域の外側に形成される接続判定対象領域とを、前記作図画面に対して設定する領域設定手段と、同一作図レイヤ上にて互いに接続された状態で連なって位置する複数のオブジェクト同士、又は異なる作図レイヤ間にて前記ビアの図形を介して互いに接続されるオブジェクト同士を、一体の配線ネット図形として登録する配線ネット図形登録手段と、その登録された配線ネット図形と前記接続判定対象領域との位置関係に基づいて、該配線ネット図形と通電接続領域との接続状態に関する情報を生成する配線ネット接続情報生成手段と、その生成された配線ネット接続情報を出力する配線ネット接続情報出力手段とを備え、 前記配線ネット接続情報生成手段は、前記配線ネット図形のうち、前記通電接続領域に接続しているもの(以下、接続ネットという)と、そうでないもの(以下、非接続ネットという)とを判別する配線ネット判別手段を含み、その判別結果を前記配線ネット接続情報として生成するものであり、 前記基準領域は四辺形状に形成されており、前記通電接続領域は該基準領域の4つの辺の全てに対応して形成されており、前記配線ネット判別手段は、前記基準領域の4辺のうち特定の隣接する2辺に対応する2つの通電接続領域(以下、第一接続領域対という)にまたがって接続する配線ネット図形(以下、第一対角接続ネット図形という)と、残余の2辺に対応する2つの通電接続領域(以下、第二接続領域対という)にまたがって接続する配線ネット図形(以下、第二対角接続ネット図形という)とが存在するか否かを判別する対角接続ネット図形判別手段と、前記第一接続領域対と前記第二接続領域対との間にまたがって接続する接続ネット図形(以下、補対角接続ネット図形という)が存在するか否かを判別する補対角接続ネット図形判別手段とを備え、前記第一対角接続ネット図形と前記第二対角接続ネット図形とが双方ともに存在し、かつ前記補対角接続ネット図形は存在しない状態を正常接続状態として、前記配線ネット接続情報生成手段は、それら対角接続ネット図形判別手段と補対角接続ネット図形判別手段との判別結果に基づき、前記正常接続状態が実現されているか否かに関する情報を前記配線ネット接続情報として生成するものであることを特徴とする電子回路基板設計用CADシステム。
IPC (2件):
G06F 17/50 ( 200 6.01) ,  H05K 3/00 ( 200 6.01)
FI (2件):
G06F 17/50 ,  H05K 3/00 D
引用特許:
審査官引用 (4件)
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