特許
J-GLOBAL ID:201103073140560139

亜鉛が含有された廃酸をリサイクルした亜鉛酸化物粉末の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山口 朔生
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-200885
公開番号(公開出願番号):特開2011-073965
出願日: 2010年09月08日
公開日(公表日): 2011年04月14日
要約:
【課題】亜鉛が含有された廃酸をリサイクルした亜鉛酸化物粉末の製造方法を提供する。【解決手段】本発明による亜鉛が含有された廃酸をリサイクルした亜鉛酸化物粉末の製造方法は、亜鉛を含む廃酸を収集する段階と、前記亜鉛を含む廃酸に有機溶媒を添加し、亜鉛を有機溶媒で抽出する段階と、前記抽出によって得られた亜鉛を含む有機溶液に酸を添加し、亜鉛を逆抽出する段階と、前記逆抽出によって得られた亜鉛系酸溶液にアルカリを添加して反応させて、亜鉛系沈殿物を形成する段階と、前記亜鉛系沈殿物を選択的に分離し、洗浄及び乾燥する段階と、乾燥した亜鉛系沈殿物をか焼し、亜鉛酸化物を得る段階とを含む。本発明によれば、インジウム-錫酸化物またはインジウム-亜鉛酸化物廃スクラップの再生工程に使用された亜鉛が含有された廃酸をリサイクルすることができるので、環境汚染を防止することができると共に、資源を節約することもでき、不純物を含有する廃酸を低い工程費用で且つ短時間に効果的に精製し、亜鉛酸化物を得ることができる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
亜鉛を含む廃酸を収集する段階と、 前記亜鉛を含む廃酸に有機溶媒を添加し、亜鉛を有機溶媒で抽出する段階と、 前記抽出によって得られた亜鉛を含む有機溶液に酸を添加し、亜鉛を逆抽出する段階と、 前記逆抽出によって得られた亜鉛系酸溶液にアルカリを添加して反応させて、亜鉛系沈殿物を形成する段階と、 前記亜鉛系沈殿物を選択的に分離し、洗浄及び乾燥する段階と、 乾燥した亜鉛系沈殿物をか焼し、亜鉛酸化物を得る段階と、を含む亜鉛が含有された廃酸をリサイクルした亜鉛酸化物粉末の製造方法。
IPC (5件):
C01G 9/02 ,  C22B 3/26 ,  C22B 7/00 ,  C22B 19/34 ,  C22B 3/44
FI (5件):
C01G9/02 B ,  C22B3/00 J ,  C22B7/00 G ,  C22B19/34 ,  C22B3/00 Q
Fターム (12件):
4G047AA02 ,  4G047AB02 ,  4G047AC02 ,  4G047AC03 ,  4G047AD03 ,  4K001AA30 ,  4K001BA21 ,  4K001CA05 ,  4K001CA07 ,  4K001CA08 ,  4K001DB30 ,  4K001DB34
引用特許:
審査官引用 (3件)

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