特許
J-GLOBAL ID:201103073568579047

浸水防止装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 土橋 博司
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-256612
公開番号(公開出願番号):特開2003-064701
特許番号:特許第3760339号
出願日: 2001年08月27日
公開日(公表日): 2003年03月05日
請求項(抜粋):
【請求項1】必要な高さを有し、平行で鉛直な壁面が両側に存在する地下室入口の階段の最上段に設けた空気袋設置窪の反地下室側の端部に設けたアンカー金物に、空気を排出したときには、平らな小判形に近い形状に縮小し、空気を圧入すれば円柱に近い形状に膨張する3辺が閉じ1辺が開いた空気袋の開いた辺を、ボルトと上面が階段の最上段の床面に一致する押え板とで押え付けて、空気袋の開いた辺を密閉しつつ、空気袋を空気袋設置窪に固定する。 この押え板の地下室側の縁に突起した軸受に、L字形に折り曲げた鋼板の非折曲端の軸受を軸によって回転自在に結合して階段の最上段の起伏自在の踏板とし、この踏板の両側端上面には、踏板面に対し直角であり、起立したときには押え板の上面に接触して踏板を停止させるストッパとしても作用する側面の保護鋼板を取付けする。 上記空気袋設置窪の床面はアンカー金物に近い位置においてはアンカー金物の上面とほぼ同一の高さにあり、膨張した空気袋を支持するけれど、それより地下室側では、平らに縮小した空気袋を収容するために必要なだけ低くなり、最も深い部分からは地下室側に排水孔を設ける。 また、空気袋設置窪の両側の壁面は、アンカー金物に近い位置においては、階段の両側に存在する平行で鉛直な壁面の延長であり、膨張した空気袋と密着するけれど、それより地下室側では平らに縮小した空気袋の小判形の丸く突き出た部分を収容するため凹んでいる。この凹みは空気袋設置窪の上方に隣接する階段の両側に存在する壁面にも及んでいて、空気袋が縮小するときに突き出してくる小判形の丸く突き出た部分と摩擦を生じないようにする。 このように構成した空気袋設置窪の空気袋に、管理室に設けた空気タンクを有する空気操作装置から空気管を接続し、空気袋の内部に空気タンクに貯えた圧縮空気を送入すれば、空気袋が起伏自在のL字形に折曲げた鋼板の踏板を起立させつつ膨張して円柱形状の堰となり、 逆に空気袋の内部の圧力を有する空気を排出すれば、空気袋が縮小するので鋼板の踏板が自重によって倒伏して階段が復旧し通行が可能となるようにした ことを特徴とする浸水防止装置。
IPC (2件):
E02D 29/00 ( 200 6.01) ,  E02B 7/20 ( 200 6.01)
FI (2件):
E02D 29/00 E ,  E02B 7/20 103 Z
引用特許:
出願人引用 (2件)

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