特許
J-GLOBAL ID:201103074667684681

平行3軸式自動変速機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 大西 正悟 ,  町田 悦夫
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-270319
公開番号(公開出願番号):特開2002-081513
特許番号:特許第4336448号
出願日: 2000年09月06日
公開日(公表日): 2002年03月22日
請求項(抜粋):
【請求項1】 第1入力軸と、前記第1入力軸と同期回転する第2入力軸と、出力軸とを互に平行に配置した平行3軸式自動変速機であって、 前進用の第1の変速段を確立する第1の油圧クラッチと前進用の第2の変速段を確立する第2の油圧クラッチとを前記第1入力軸と前記第2入力軸とに分設し、 前記第1入力軸に、前記第1の油圧クラッチを介して前記第1入力軸に連結される第1の変速段用の駆動ギアと、前記駆動ギアに一体に連結される後進段用の駆動ギアとを軸支し、 前記出力軸に、前記出力軸に連結したセレクタハブの軸方向両側に位置させて、前記第1の変速段用の駆動ギアに噛合する前記第1の変速段用の従動ギアと、前記後進段用の駆動ギアにアイドルギアを介して噛合する後進段用の従動ギアとを軸支し、両従動ギアを前後進切換用のセレクタを介して前記セレクタハブに選択的に連結自在とすると共に、 前記第2入力軸に、第2の油圧クラッチを介して前記第2入力軸に連結される第2の変速段用の駆動ギアを軸支し、前記出力軸に、前記第2の変速段用の駆動ギアに噛合する第2の変速段用の従動ギアを連結するものにおいて、 前記第2の変速段用の従動ギアを前記第1の変速段用の従動ギアに隣接配置すると共に、前記出力軸上に、前記セレクタハブと前記第2の変速段用の従動ギアとの間に位置させて第1のスペーサカラーを設け、前記第1のスペーサカラー上に第1のニードルベアリングを介して前記第1の変速段用の従動ギアを軸支するとともに、前記セレクタハブに軸方向側にのびる前記第2のスペーサカラーを一体形成し、前記第2のスペーサカラー上に第2のニードルベアリングを介して前記後進段用の従動ギアを軸支し、 潤滑油が、前記出力軸の軸孔から前記出力軸に形成した油孔と、前記第1のスペーサカラー及び前記第2のスペーサカラーにそれぞれ形成した油孔とを介して前記第1のニードルベアリング及び前記第2のニードルベアリングに供給されると共に、前記第1の変速段用の従動ギア及び前記後進段用の従動ギアと前記セレクタハブとの摺接面に形成したそれぞれの油溝を介して前記セレクタに供給され、 前記第1の変速段用の従動ギアに形成する斜歯の向きを、前記従動ギアの前進側回転方向たる正転方向への回転時に前記セレクタハブに近付く方向のスラスト力が発生するように設定したことを特徴とする平行3軸式自動変速機。
IPC (2件):
F16H 3/083 ( 200 6.01) ,  F16H 3/08 ( 200 6.01)
FI (2件):
F16H 3/083 ,  F16H 3/08 Z
引用特許:
審査官引用 (2件)

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