特許
J-GLOBAL ID:201103076061229540

粒間スペースが長くなった形質転換植物

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (11件): 清水 初志 ,  春名 雅夫 ,  山口 裕孝 ,  刑部 俊 ,  井上 隆一 ,  佐藤 利光 ,  新見 浩一 ,  小林 智彦 ,  渡邉 伸一 ,  大関 雅人 ,  川本 和弥
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-054518
公開番号(公開出願番号):特開2011-182760
出願日: 2010年03月11日
公開日(公表日): 2011年09月22日
要約:
【課題】粒間スペースが増加した植物の製造方法、粒間スペースが増加した植物を再生し得る細胞、該細胞より再生された粒間スペースが増加した植物体などを提供することを課題とする。【解決手段】SG1遺伝子を過剰発現する植物を作成し、粒間スペースを野生型と比較した。その結果、形質転換体では野生型と比較し粒間スペースが短くなっていることが確認された。なお粒間スペースの測定は、本発明者らが開発した粒間スペースを簡便に測定できるソフトウエアを用いて行った。次に本発明者らは、SG1遺伝子及びその相同遺伝子であるSGL2遺伝子が粒間スペースの決定に関与しているのではないかと考え、SG1遺伝子およびSGL2遺伝子の両方の発現が抑制された植物体を作成し、粒間スペースの測定を試みた。その結果、これら2遺伝子の発現が抑制された植物体は野生型と比較し、粒間スペースが増加していることが確認された。【選択図】なし
請求項(抜粋):
以下の工程を含む、粒間スペースが増加した形質転換植物体の製造方法; (a)SG1遺伝子の発現を阻害する物質及びSGL2遺伝子の発現を阻害する物質を植物細胞に導入する工程、及び (b)工程(a)の細胞から植物を再生させる工程。
IPC (4件):
A01H 1/00 ,  C12N 15/09 ,  A01H 5/00 ,  C12N 5/10
FI (4件):
A01H1/00 A ,  C12N15/00 A ,  A01H5/00 A ,  C12N5/00 103
Fターム (22件):
2B030AA02 ,  2B030AB02 ,  2B030AD07 ,  2B030AD14 ,  2B030AD20 ,  2B030CA17 ,  2B030CB02 ,  4B024AA08 ,  4B024BA79 ,  4B024CA04 ,  4B024DA01 ,  4B024EA04 ,  4B024EA10 ,  4B024GA11 ,  4B024HA20 ,  4B065AA88X ,  4B065AA88Y ,  4B065AB01 ,  4B065AC12 ,  4B065AC20 ,  4B065BA02 ,  4B065CA53
引用文献:
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