特許
J-GLOBAL ID:201103077204573154

セレン及びテルルを含む還元滓の処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): アクシス国際特許業務法人
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-084208
公開番号(公開出願番号):特開2011-214092
出願日: 2010年03月31日
公開日(公表日): 2011年10月27日
要約:
【課題】浸出液中へのテルルの浸出率を高くすることが可能な、還元滓の処理方法を提供する。【解決手段】セレン、テルル、ルテニウム、ロジウムを含む還元滓を、50〜150g/Lのスラリー濃度で供給濃度100〜150g/Lの水酸化ナトリウム水溶液に供給し、水酸化ナトリウム水溶液中に空気を吹き込み、銀-塩化銀電極基準の酸化還元電位が-500mV〜-250mVになった時点で空気の吹き込みを停止させることにより、第1浸出液中にセレン及びテルルを分離し、ルテニウム及びロジウムを第1残渣中に残す第1浸出工程と、第1残渣を、同上のスラリー濃度で供給濃度70〜100g/Lの水酸化ナトリウム水溶液に供給し、空気を吹き込み、酸化還元電位が-160mV〜-80mVになった時点で空気の吹き込みを停止させることにより、第2浸出液中にセレン及びテルルを分離し、ルテニウム及びロジウムを濃縮滓に残す第2浸出工程とを有する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
セレン、テルル、ルテニウム、ロジウムを含む還元滓を、50〜150g/Lのスラリー濃度で供給濃度100〜150g/Lの水酸化ナトリウム水溶液に供給し、前記水酸化ナトリウム水溶液中に空気を吹き込み、銀-塩化銀電極基準の酸化還元電位が-500mV〜-250mVになった時点で前記空気の吹き込みを停止させることにより、第1浸出液中にセレン及びテルルを分離し、ルテニウム及びロジウムを第1残渣中に残す第1浸出工程と、 前記第1残渣を、50〜150g/Lのスラリー濃度で供給濃度70〜100g/Lの水酸化ナトリウム水溶液に供給し、前記水酸化ナトリウム水溶液中に空気を吹き込み、銀-塩化銀電極基準の酸化還元電位が-160mV〜-80mVになった時点で前記空気の吹き込みを停止させることにより、第2浸出液中にセレン及びテルルを分離し、ルテニウム及びロジウムを濃縮滓に残す第2浸出工程と を有することを特徴とするセレン及びテルルを含む還元滓の処理方法。
IPC (3件):
C22B 11/00 ,  C22B 3/04 ,  C22B 7/00
FI (3件):
C22B11/00 101 ,  C22B3/00 A ,  C22B7/00 H
Fターム (6件):
4K001AA41 ,  4K001BA16 ,  4K001BA17 ,  4K001DB08 ,  4K001DB23 ,  4K001JA01
引用特許:
審査官引用 (4件)
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