特許
J-GLOBAL ID:201103078543336648

携帯ナビゲーションシステム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人あいち国際特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-267158
公開番号(公開出願番号):特開2011-112424
出願日: 2009年11月25日
公開日(公表日): 2011年06月09日
要約:
【課題】GPS電波が届きにくい場所でも利用でき、位置検出精度が高い携帯ナビゲーションシステムを提供する。【解決手段】予め定められた位置に、互いに周波数が異なる交流磁界を発生する少なくとも3個の磁界発生源4a〜4cが配置されている。携帯端末2に搭載されている3軸磁気センサ3aを用いて、交流磁界を検出する。そして、交流磁界を周波数毎に分解し、周波数毎の交流磁界の強さを算出する。この値から、携帯端末2から磁場発生源までの距離を算出し、携帯端末2の位置を特定する。これにより、GPS電波が届きにくい場所でも、ユーザ6の進行開始位置を精確に特定することが可能になる。また、ユーザ6が移動した場合には、自律航法によってユーザ6の現在位置を特定する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
携帯端末を保持するユーザの現在位置を検出する携帯ナビゲーションシステムであって、 予め定められた位置に、互いに周波数が異なる交流磁界を発生する少なくとも3個の磁界発生源が配置されており、 上記携帯端末は、 互いに直交する3方向における磁界を検出する3軸磁気センサと、 互いに直交する3方向における加速度を検出する3軸加速度センサと、 上記3軸磁気センサによって検出した上記交流磁界に基づいて、ユーザの進行開始位置を特定する進行開始位置特定手段と、 上記3軸磁気センサによって検出した地磁気と、上記3軸加速度センサによって検出した重力加速度とに基づいて、上記ユーザの進行方向を特定する進行方向特定手段と、 上記進行開始位置から上記ユーザが移動した際に、上記ユーザの現在位置を特定する現在位置特定手段とを備え、 上記進行開始位置特定手段は、上記磁界発生源の配置位置および上記磁界発生源が有する磁石の強さを記憶する記憶手段と、上記3軸磁気センサが検出した上記交流磁界の検出信号を周波数毎に分離する周波数分離手段とを有し、周波数毎の上記交流磁界の強さに基づいて上記3軸磁気センサから各上記磁界発生源までの距離を算出することにより上記携帯端末を有するユーザの進行開始位置を特定し、 上記現在位置特定手段は、上記3軸加速度センサが検出した加速度の変化に基づいて、上記ユーザの歩行を一歩ずつ検出し、上記進行方向特定手段により検出した上記ユーザの一歩ごとの進行方向と、予め記憶された上記ユーザの歩幅とに基づいて、一歩ごとのユーザの歩行ベクトルを求め、地図情報上において上記進行開始位置から上記現在位置までの全ての上記歩行ベクトルを足し合わせることにより、上記ユーザの上記現在位置を特定することを特徴とする携帯ナビゲーションシステム。
IPC (3件):
G01C 21/28 ,  G01C 21/00 ,  G01S 5/14
FI (3件):
G01C21/00 D ,  G01C21/00 Z ,  G01S5/14
Fターム (18件):
2F129AA02 ,  2F129BB03 ,  2F129BB08 ,  2F129BB21 ,  2F129BB26 ,  2F129BB33 ,  2F129BB63 ,  2F129FF11 ,  2F129HH12 ,  5J062AA08 ,  5J062BB05 ,  5J062CC07 ,  5J062CC11 ,  5J062DD23 ,  5J062FF01 ,  5J062FF04 ,  5J062GG02 ,  5J062HH05
引用特許:
出願人引用 (5件)
全件表示
審査官引用 (5件)
全件表示

前のページに戻る