特許
J-GLOBAL ID:201103079991711677

遠心分離機の巻き込み搬送装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 宮崎 昭夫 ,  金田 暢之 ,  伊藤 克博 ,  石橋 政幸
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-566022
特許番号:特許第4246394号
出願日: 1999年08月18日
請求項(抜粋):
【請求項1】 回転軸を中心として回転可能なロータを有する遠心分離機の巻き込み搬送装置であって、 前記ロータが、 流入管(10)が内部に連通し、かつ出口開口(6)を有する入口室(5)であって、前記流入管(10)は、作動中に、分離すべき成分の混合物の供給を行うものであり、前記出口開口(6)は、前記入口室(5)の軸方向のある位置に設けられている、前記入口室(5)と、 少なくとも1つの流路(7)を介して前記入口室(5)の前記出口開口(6)と連通しているが、それ以外の部分では隔壁(4)によって前記入口室(5)と分けられている分離室(3)であって、前記隔壁(4)は、前記回転軸を囲み、軸方向に延びている部分を有し、かつ内面によって前記入口室(5)の半径方向外側の境界を定めている、前記分離室(3)と、 作動中に分離された成分のための少なくとも1つの出口(21)と、 を形成しており、 前記巻き込み搬送装置は、前記ロータと一緒に回転する部分に固定されるように連結されるとともに前記入口室(5)の中に配置され、前記入口室(5)の実質的な軸方向全長に亘って軸方向に延びており、かつ2つの軸方向境界形成面(17、18)を含む少なくとも1つの液体案内部材を有しており、 一方の前記軸方向境界形成面(17)は軸方向に前記入口室(5)の前記出口開口(6)に向けられ、他方の前記軸方向境界形成面(18)は軸方向に前記入口室(5)の前記出口開口(6)の反対側に向けられており、前記両軸方向境界形成面は、前記入口室(5)内で半径方向および円周方向に延び、少なくとも一部が、前記入口室(5)の、作動中に液体で満たされる部分の中に位置しており、 前記液体案内部材は半径方向内側縁部(19)を有し、前記入口室(5)内の液面がこの縁部(19)の半径方向内側にあるときには、作動中に液体が前記縁部を越えて溢れて流れることができ、前記入口室(5)内の、前記隔壁(4)の半径方向内面近傍には、少なくとも1つの流路(20)が配置されている、 巻き込み搬送装置において、 前記入口室(5)の前記出口開口(6)の反対側に向けられた前記他方の軸方向境界形成面は、円周方向および軸方向に延びている表面部分を有し、該表面部分は、作動中に、少なくとも一部が、前記入口室(5)の液体で満たされる部分に位置し、かつ回転方向に見て該表面部分が前記入口室(5)の前記出口開口(6)に向かって延びるように円周方向および軸方向に延びている ことを特徴とする巻き込み搬送装置。
IPC (3件):
B04B 7/12 ( 200 6.01) ,  B04B 1/08 ( 200 6.01) ,  B04B 11/02 ( 200 6.01)
FI (3件):
B04B 7/12 ,  B04B 1/08 ,  B04B 11/02
引用特許:
出願人引用 (5件)
  • 特開昭62-102846
  • 固液分離装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-277989   出願人:有限会社南日本プラント設計事務所
  • 遠心ドラム
    公報種別:公表公報   出願番号:特願平9-534787   出願人:ヴエストフアリアゼパラトールアクチエンゲゼルシヤフト
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