特許
J-GLOBAL ID:201103080184638034

音声データ作成装置および声質変換方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 香取 孝雄
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-059632
公開番号(公開出願番号):特開2000-259164
特許番号:特許第4468506号
出願日: 1999年03月08日
公開日(公表日): 2000年09月22日
請求項(抜粋):
【請求項1】 複数の音声信号が素片データ化され所定の順序で記憶手段に配されており、該記憶手段から供給される音声の素片データに声質変換を施して新たな音声の素片データを作成する音声データ作成装置において、該装置は、 前記記憶手段から読み出した素片データを周波数的にスペクトル分析するスペクトル分析手段と、 前記スペクトル分析手段で分析した素片データの周波数帯域を、音声変換前における第1のスペクトル群に設定し、新たな声質変換によるスペクトル帯域を、音声変換後における第2のスペクトル群に設定して両スペクトル群の対応付けの基準となる周波数を設定する基準設定手段と、 該基準設定手段で設定したスペクトル帯域を帯域分割するとともに、前記第1および前記第2のスペクトル群の周波数関係を対応付ける帯域分割手段と、 該帯域分割手段により得られた関係の対応付けおよび前記スペクトル分析手段からのスペクトルを用いて、前記第2のスペクトル群の周波数データを生成するスペクトル生成手段と、 該スペクトル生成手段からの周波数データに逆スペクトル分析を施す逆変換手段とを含み、 前記スペクトル生成手段は、さらに、前記周波数の対応付けの関係だけから、前記第1の群内のスペクトルの伸縮を行い、前記第2のスペクトル群の周波数データを作成する変換スペクトル作成手段と、 前記分割した第1のスペクトル群の各帯域毎にスペクトルのパワーを算出するとともに、該第1のスペクトル群内のスペクトルパワーによって前記変換スペクトル作成手段のスペクトルの大きさを調整するパワー調整手段とを含み、 該パワー調整手段は、前記第1のスペクトル群における帯域それぞれのパワースペクトルの面積と、前記第1のスペクトル群における帯域それぞれに対応する前記第2のスペクトル群におけるパワースペクトルの面積が同じになるように調整し、 該装置は、前記逆変換手段から得られた素片データを変換データ記憶手段に供給して格納することを特徴とする音声データ作成装置。
IPC (2件):
G10L 13/06 ( 200 6.01) ,  G10L 21/04 ( 200 6.01)
FI (2件):
G10L 13/06 250 ,  G10L 21/04 120 D
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • 音声合成装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-112642   出願人:日本電気株式会社
  • 音声合成方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-333322   出願人:株式会社東芝
  • 音声変換装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-232095   出願人:ヤマハ株式会社
審査官引用 (3件)
  • 音声合成装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-112642   出願人:日本電気株式会社
  • 音声合成方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-333322   出願人:株式会社東芝
  • 音声変換装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-232095   出願人:ヤマハ株式会社

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