特許
J-GLOBAL ID:201103081279244048

金属製透過型砂防堰堤

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 梶 良之 ,  須原 誠 ,  竹中 芳通
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-214459
公開番号(公開出願番号):特開2011-063969
出願日: 2009年09月16日
公開日(公表日): 2011年03月31日
要約:
【課題】本発明は、コンクリート製の非越流部と金属製の格子状壁が組み合わされた構造においても、熱応力による膨張で金属製の横部材に座屈が発生せず、かつ、簡単な施工が可能な金属製透過型砂防堰堤を提供することを目的とする。【解決手段】水路13に面する非越流部10、11の内側面側10a、11aには第1の格子状壁17を拘持するための延出部10b、11bが形成され、下流側から見て延出部10b、11bによって隠れる延出部材15a、18aの各先端が底部10c、11cに固設され、下流側から見て延出部10b、11bによって隠れない延出部材15dは基礎部に固設され、下流側から見て延出部10b、11bによって隠れる第1の格子状壁17の下流側の部分には、土石流による荷重を延出部10b、11bに伝達するために、水路13の流れ方向を向くように複数の脚部30がそれぞれ設けられている。【選択図】図1
請求項(抜粋):
左右の非越流部とこの左右の非越流部の間に設けられた基礎部に囲まれて水路が形成されるとともに、複数本の金属製棒状部材が縦横に交差するように組み合わされた格子状壁が前記水路を横断するように設けられた金属製透過型砂防堰堤であって、 前記水路に面する前記両非越流部の内側面側には前記格子状壁を拘持するための拘持部が形成され、 前記格子状壁の下端側には縦方向かつ下方に延びる複数本の金属製棒状延出部材(以下、「延出部材」と称す)が設けられ、 前記複数本の延出部材の内の下流側から見て前記両拘持部によって隠れない前記延出部材の各先端は前記基礎部に固設され、 下流側から見て前記両拘持部によって隠れる前記格子状壁の下流側の部分には、前記格子状壁が捕捉した土石流による荷重を前記両拘持部に伝達するために、水路の流れ方向を向くように複数の脚部がそれぞれ設けられたことを特徴とする金属製透過型砂防堰堤。
IPC (1件):
E02B 7/02
FI (1件):
E02B7/02 B
引用特許:
出願人引用 (4件)
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審査官引用 (3件)

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