特許
J-GLOBAL ID:201103082039793067

電池容量検出方法および装置並びに電池パック

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 森本 聡 ,  千葉 茂雄
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-037153
公開番号(公開出願番号):特開2001-231179
特許番号:特許第4052418号
出願日: 2000年02月15日
公開日(公表日): 2001年08月24日
請求項(抜粋):
【請求項1】 電池容量を検出すべき二次電池に対し、予め充電率と開放回路電圧との関係を示す開放回路電圧特性を測定および記憶しておく工程と、 前記二次電池の内部に等価的に存在する直流抵抗分と分極電圧に関する少なくとも2種類の回路定数を個別に測定および記憶する工程と、 前記回路定数と、放電開始時における放電電流の値と、前記開放回路電圧特性とから、前記二次電池の放電特性を算出する工程と、 前記開放回路電圧特性と開放回路電圧とから充電率を推測する工程と、 該充電率の推測工程により推測された放電開始時の充電率と、前記算出した放電特性とから、電池電圧が終止電圧に達するまでの電流積算量或いは電力積算量の残容量を推測する工程と、を備えた電池容量検出方法であって、 前記直流抵抗分は、二次電池に負荷を接続した際における電圧値の変化から算出され、 前記分極電圧は、前記開放回路電圧から、電池電圧と、前記直流抵抗分に放電電流を乗算したものとを減算することにより算出され、 該算出された各素子の回路定数は、検出される毎に充電率と1対にして順次記憶されるものであって、更に、 電流、温度および充電率の依存性を除いて同一基準で換算するとともに、現在使用中の対応する内容の値と比較し、 両者の違いが予め設定した範囲内であればその値を新規に使用する値として設定するが、範囲外にあるとその値を保存するに留めてそれ以前の値をそのまま使用し、続けて範囲外にあることが判定されるとその値を新規に使用する値として設定する一方、 放電が開始されてから所定の条件を満足した時点の電池電圧を測定し、その電圧変化を測定による放電特性として保持し、 該測定による放電特性により求めた残容量がゼロに接近した場合は、前記演算により算出された残容量を測定により求めた値に近づける補正が行われることを特徴とする電池容量検出方法。
IPC (3件):
H02J 7/10 ( 200 6.01) ,  H01M 10/48 ( 200 6.01) ,  H02J 7/00 ( 200 6.01)
FI (3件):
H02J 7/10 F ,  H01M 10/48 P ,  H02J 7/00 X
引用特許:
審査官引用 (5件)
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