特許
J-GLOBAL ID:201103082480618866

無菌充填ノズル及び無菌充填方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 奥山 尚一 ,  有原 幸一 ,  松島 鉄男 ,  杉浦 文紀
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-222468
公開番号(公開出願番号):特開2003-034311
特許番号:特許第4362247号
出願日: 2001年07月24日
公開日(公表日): 2003年02月04日
請求項(抜粋):
【請求項1】 無菌の環境下で口栓を持たない不定形の容器に固形物を含む充填液の一定量を充填する無菌充填ノズルであって、 上部にサーボシリンダが固設され、該サーボシリンダのロッドを収容する上部外筒と、上部にリニアベアリングと下部にフランジによって上下を仕切り上方に伸びる薄肉筒及び該フランジの上側に蒸気入口管を備えた中間外筒と 上から大、中、小の内径部をこの順に備え、上記大内径部の下部に蒸気出口管を備え、上記中内径部の下部にフラッシングエア入口管を備え、上記小内径部の中間部に充填液入口管を備えた下部外筒と、 上記下部外筒の下端部の外周に螺着され該下部外筒の外周部と相俟って環状のエア通路を形成し、エア入口管を備えたエア吹出管と、 上端部が上記サーボシリンダのロッドと連結され、上部に外周部が上記リニアベアリングと滑嵌合し下側が下方に開く薄肉筒となった摺動筒部を備え、中間部の下側寄りにパッキンを備えた摺動弁部を備え、下部にパッキンを備えたプラグ部を備えたプラグロッドとから成り、 上記プラグロッド上部の摺動筒部の薄肉筒と上記中間外筒の薄肉筒でラビリンス通路を形成し、上記摺動弁部と上記下部外筒の中内径部とを滑合させて、上記摺動弁部が大内径部内に移動したときに開く開閉弁を形成し、 上記プラグ部と上記小内径部を滑嵌合させて充填液入口管と相俟ってピストン弁を形成し、 上記プラグ部内に細孔からなるエア通路を設け、 上記プラグロッドが下限位置にあるときは上記プラグ部は上記充填液入口管を閉じ、上記プラグロッドが中間位置にあるときは上記充填液入口管を開き、上記プラグロッドが上限位置にあるときは上記プラグ部は上記下部外筒の中内径部に位置し、上記摺動弁部は上記大内径部に移動して上記中間外筒及び下部外筒と上記プラグロッドとの間全体に隙間ができるように構成し、 上記サーボシリンダを任意の指定位置で停止できるものとし、上記上部外筒の側壁に軸方向に沿って上下に配設され、円周方向の位置を異にする2つの直線部と、該2つの直線部を繋ぐ近似正弦曲線とより成るカム溝を設け、上記プラグロッドの上端をスイベル継手を介して回転自在に上記サーボシリンダのロッドの下端と連結するとともに、該プラグロッドの上部にカムフォロワを有する回転駆動リングを固設し、該カムフォロワアを上記上部外筒のカム溝に嵌装して、プラグロッドが上下動して上記ピストン弁を開閉するときに円周方向に回転するようにし、さらに、上記プラグロッドが最下限に下がったときには上記プラグロッドの下端が上記下部外筒の下端より下に突出するように構成したことを特徴とする無菌充填ノズル。
IPC (3件):
B65B 39/00 ( 200 6.01) ,  B65B 3/04 ( 200 6.01) ,  B67C 3/00 ( 200 6.01)
FI (3件):
B65B 39/00 Z ,  B65B 3/04 ,  B67C 3/00 A
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • 無菌充填ノズル
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2000-091338   出願人:三菱重工業株式会社
  • カットノズル
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平11-073018   出願人:東洋自動機株式会社
  • 無菌充填装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-293734   出願人:澁谷工業株式会社, 大日本印刷株式会社
審査官引用 (3件)
  • 無菌充填装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-293734   出願人:澁谷工業株式会社, 大日本印刷株式会社
  • カットノズル
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平11-073018   出願人:東洋自動機株式会社
  • 無菌充填ノズル
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2000-091338   出願人:三菱重工業株式会社

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